12月、なにかとお酒を飲む機会が多いですよね。
おいしく楽しく飲んでいるうちはいいけれど…。お酒のせいで一線を超えそうになった人・超えてしまった人たちもいます。
英語圏で人気のネット掲示板Redditで、禁酒を続けている人たちが「お酒をやめよう」と思ったエピソードをシェアしていたので、いくつかご紹介します。
※アルコール依存症、アルコール過剰摂取などの表現が含まれます。
1. 家族の緊急事態で、泥酔していた私は何の役にもたてなかった。

2. どれだけ酔っ払っても満足できない自分に気づいてしまった。
いつも「あともう1杯だけ」と言って飲み続けちゃう。あともう1杯をどれだけ飲んでも足りない。
掻いても掻いても痒さがひどくなる虫刺されみたいで怖くなって、ドライ・ジャニュアリー(Dry January、1月を禁酒月間とする取り組み)を試してみたのがきっかけ。
以来、2年間飲んでない。今の方がハッピー。正直、あともう1杯という性格は変わってないと思うし、飲みはじめたら止まらなくなるとも思う。
つまり、虫刺されと一緒で刺激しないのが一番。
3. アルコール摂取による多動がひどくなって(自分でコントロールできなくなって)、禁酒しようと決意。

4. 中学以降、仲良くなった人たちとは全員、どこかで縁がきれてきた。
コロナ禍1年目だけでも、私の飲み過ぎが原因で11人と音信不通になった。
毎朝、起きたらすぐにお酒が飲みたい。14年前に娘を産んだ時も禁酒できなかった。子ども二の次でお酒を飲んでると、自分が感情も愛情もない人間のように思えた。
自分の体験からいうと、パートナー、子ども、お金、そのどれも禁酒のきっかけにはならなかった。
唯一、断酒できる可能性があるとしたら、それはお酒による自分の限界を知ること。
お酒のせいで、やれるはずのことができない。本当の力が発揮できない。くやしい。そう思えたらやめることができるかもしれない。
私はこれに気づくのに長い時間がかかってしまった。自分はもっとできる。自分はもっと幸せになる価値がある。
そう思えたきっかけは忘れてしまったけれど、禁酒して5年。今はお酒をやめて本当によかったと思う。
5. みんなでわいわい飲むのが好きだったから。今はわいわいできないから、飲むのもやめた。
6. 目が覚めたらストレッチャーで病院の廊下を運ばれているところだった。看護師からの「記憶はありますか?」の問いかけで、頭に浮かんだのはお酒を飲んで踊る楽しい時間。

7. 酒を飲むこと、酔っ払うことが趣味になってきた時、なんとかしないとヤバイなと思った。

8. 禁酒せざるをえないくらい追い詰められた。

9. 単純にもう無理だった。お酒にお金使いまくって飲みまくって、朝起きたら気分最悪。
これがほぼ毎日続いて、ある日もう無理だと思った。これ以上こんな生活続けたくないと、切実に思った。
そこから6年、ずっと飲んでいない。もっと前、20年くらい前にお酒をやめればよかったと思う。
10. 目が覚めたら留置所で、知らない親父が壁にむかってションベンしてるの見たらなんとかしようって気になった。

11. 喧嘩になって、頭突きをかまされてキレた。相手を殴りまくって殺しかけた。何があっても我を忘れるほどキレてはいけない。
自分は体格がいいから、なおさら力に頼ってはダメなはず。キレずにその場を去るべきだと思う。
冷静な判断をするには、シラフでいるとこが大切。誰かが本当にピンチで助けを求めている時以外は力で解決してはいけない。
そう誓って1年半、今は飲まずにやってる。
12. 彼女が前世や生まれ変わりを信じる子で、その手の占いに一緒に行った。どうやら、僕の前世の1つは、アル中で死んだイギリス人だそう。
それを聞いたら、なんとなくお酒を飲まなくなった。
13. 夜型から朝型に変わったのが大きい。お酒を飲むとその夜だけでなく、次の日の朝もダメになっちゃう。

14. 飲みすぎて記憶失って、一緒に飲んでた男の人としちゃったかどうかすら覚えてなかった時。お酒やめようと思った。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan