覆面芸術家のバンクシーが、教室に自分の名前をつけてくれた小学校の児童たちへのお礼にと、校舎に壁画を描いた。
子供たちは、月曜日に学校にやってくると、燃えるタイヤをころがしている子供の絵をみつけた。
バンクシーは子供たちに手紙も残していた。
ブリッジファーム・スクールのみんなへ。
手紙をありがとう。そして、教室に私の名前に名付けてくれて、ありがとう。お礼に壁画を贈ります。絵が気に入らなかったら好きに描き足してほしい。先生も気にしないと思う。許可よりも許しを得ることのほうが、いつも結構簡単だって、覚えておいて。バンクシーより。
バンクシーは、ブリッジファーム・スクールがあるブリストル出身。子供たちは学校の、新しい教室に「バンクシー」という名をつけ、そのことを知らせる手紙を本人に送っていた。
バンクシーの広報担当者は、壁画は本人が描いたものだと、BBCに話した。
しかし、壁画を最初に見つけた用務員のジェーソンは、週末の間に誰かが落書きをしてしまって、綺麗に消さなければならないと思ったそうだ。
ジェーソン、消さなくてよかったね!!