
いくつになっても、なおチャレンジを続ける3人の女性がいます。3人に共通するのは、とてもパワフルであること。人生を謳歌する彼女たちに、素敵に歳を重ねるための秘訣を聞きました。

日本バレエ初期の大スター・谷桃子さんが設立したバレエ団に所属し、ソリストとして活躍した加藤量子さん。25歳で東京・目黒に、自らのバレエスタジオを設立しました。5歳で始めたバレエは、今年で55年目。現役であり続けるための秘訣を聞きました。

——5歳から今まで、バレエ一筋。パワフルでいられる理由は?
体のメンテナンスはもちろん怠りませんが、それよりも精神的な部分で気持ちを上げるように心がけています。バレエスタジオは自営業なので、時には波があって落ち込みそうになることもあります。そんなときでも、笑顔でいることを意識してます。

——笑顔でいるための秘訣は?
バレエ教室の子供たちから元気をもらっています。私には子供がいませんが、これからもバレエの子供たちのためにできることがあれば。笑顔で姿勢がいいと、周りから「バレエの先生っぽい」と言われるのがうれしいですね。
——次にチャレンジしたいことは?
今までバレエ一筋の人生でしたが、還暦を迎えたこともあり、今後はバレエ以外で地域に根ざしたことをやっていきたいです。最近では、スタジオで洋服のバザーを開いたり、ティアラを作るワークショップを始めたんですが、人と会うのって、気持ちが上がりますよね。


22歳で結婚し、3人の子どもを出産。32歳で出版社に入社し、子育てと両立しながら社会人として歩み始めた瀬田知子さん。その後、46歳でリゾート会社に転職し、広報業務を担当して勤務しています。「人生で経験することをフルにやってる感じ」と語る瀬田さんの原動力とは。

——32歳で初めての社会人経験。戸惑いはなかったのでしょうか。
三男の成長に合わせて、徐々に仕事量を増やしてきました。あくまで、「家庭と子供が第一」というスタンスで、ライフスタイルに合わせて仕事内容を選んできました。子育てが一段落した頃から介護ライフにシフトすることになり、両立しつつ今日まで仕事を続けて来ています。
——相当ハードな生活のようですが、健康で気をつけていることは?
食事ですね。お昼は遠慮なく炭水化物やお肉を食べますが、夜は野菜が中心。あとはストレス発散のために、疲れていても夜中2時、3時とかにガーっと料理したり。夜中にグツグツ、魔女みたいですが(笑)

——今後やってみたいことは?
子育てに介護、仕事と、人生で経験することを一通りやった感もあって、「あと何が残っているんだろう?」という感じですね。息子たちの生き方に刺激を受けたり、今の会社は若い人が多いので、彼や彼女たちの発想を柔軟に受け止めたいと思ったり。スマホでもアプリでも、まだまだ知らない面白そうなことが多いので、好奇心を強く保っていきたいと思っています。


4人の子育てが一段落し、夫のすすめで55歳のときに週末農業を始めた高橋みゆきさん。現在は自家農園で育てた野菜を毎月一回、地元・真鶴の朝市に出店しています。平日は幼稚園に事務員として勤務。二足のわらじを履く高橋さんの原動力とは。

——畑仕事を始めたきっかけは?
6年前に亡くなった叔父が畑を持っていたのですが、もともと実家が農家だったこともあり、畑を借りることにしました。孫が生まれてから、食の安全に気を使うようになったことも大きいです。安心なものを食べさせるには、手作りがいいなと。
今では40種類以上の野菜を育てています。月に一度の朝市ではいろんな人と知り合い、今では、街で歩いていると声をかけられるほどです。
——幼稚園勤務に畑仕事。パワフルでいるための秘訣は?
我が家のモットーは「always smiling」です。いつでも、どんなときでも、笑顔でいることを心がけています。つらいことがあっても、笑ってるとうれしくなる。悩んでもしょうがないので、まずは一歩踏み出そうという気持ちになるんですよね。

——次にチャレンジしたいことは?
自分で作った野菜を使った料理を、ワンコインで食べられるカフェを開きたいですね。家のテラスでサラダバーをやってみたり、野菜をたくさん使ったお弁当を近所のお年寄りに配達することも考えています。

いくつになっても、笑顔でいるために
美しい笑顔を保つには、日々の健康を意識することが大切。お口からカラダのことを考える「ロイテリヨーグルト」は、チャレンジを続けるあなたを応援する、機能性表示食品です。

All interview photos by Ishizuka Sadato for BuzzFeed