リオ五輪で馬術競技をちょっとみていたあなた。もしかしたら、ちょっとしたトレンドに気がついたかもしれない。



競技に参加するすべての馬と人間が、上品な被り物を身に着けなければならないのか?そんな疑問も抱いたかもしれない。

実のところ、あの馬の帽子は「イヤー・ボンネット」とか「イヤー・ネット」などと呼ばれている。

もともとは、馬の耳にかぶせることで音を遮って馬を落ち着かせたり、ハエを遠ざけたりするためにある。

そう、馬はとてもおとなしくなっている。

ハエも寄り付かない。

あれは、馬がファッショニヒヒーンスタだから、てことが理由じゃないんだな。
(中には、私も被ってみたいって感じの帽子もあったりした。)
時には、ボンネットは馬の耳に詰めた綿のボールを押さえておく役割をすることもある。
(近くに寄って見ると、この馬は、馬用のブリーズライトも付けているのが分かる。)