夫の「地元」に一緒に行ってみたら景色がすっかり変わっていた。
東日本大震災で甚大な被害を被った福島県南相馬市。原発の影響による避難などで人口は少なくなりましたが、今では社会生活が復旧しており、電車も通っています。
実はここ、夫の「地元」でもあります。今36歳の夫と、彼が18歳まで過ごした街を歩いてみたら、色々な変化を見つけました。
あの夜、別れ話をしたコンビニの自販機横には、放射能測定器が置かれてた。

Natsuko Abe/BuzzFeed
他校の生徒と喧嘩した駅前の広場には「避難所の案内」がたっていた。

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かつて一面に稲穂が揺れていた田んぼはメガソーラーになっていた。

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俺たちのロッコク(国道6号線)は点滅信号ばっかりになってた。

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海までの見晴らしがよくなってた。

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通学電車は途中で消えてたぜ。

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本数が少ないのは昔から。

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アニキの通ってた高校は廃校になってた。

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ロッコク沿いに積まれた黒いポリ袋も昔はなかった。

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友だちの家があったこの場所。今は何もない。

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津波がどこまで来たのかわかるようにいろんな場所に標識が立ってる。

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自分自身も息子ができて変わった。

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変わらないものもある。北泉の浜辺。防波堤はきれいになったけど、海は変わらない。

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地元のお菓子だってあの時のままだ。(ドーナツに餅が入ってる!)

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ここは「被災地」じゃない、俺の地元です

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