設定済みだからAmazon Echoがすぐに使える!これからのアパートはIoTがスタンダードになるかも

    一人暮らし向け賃貸物件にもIoT化の波。

    「アレクサおはよう」と喋りかけると、テレビ、エアコン、電気が自動で付く。

    昨年のスマートスピーカー発売以降、こういったデモンストレーションを何度も見ているが、実際に自宅でそういった設定を実施しているという人にはなかなかお目にかかれない。

    各機器を連携させるのに手間がかかったり、家電の設置場所によっては、通信状態が悪くなってしまうという問題もある。

    Natsuko Abe/BuzzFeed

    そんな中、不動産会社のTATERUが一人暮らしのワンルームアパートを対象とした取り組みを開始した。

    タブレット型のセントラルコントローラー、窓の開閉や揺れを感知するタグセキュリティ、赤外線通信を活用したコントローラー、スマートロック、スマートライト、そして「Amazon Echo」を標準装備とした賃貸住宅向けのIoT化キットを展開。

    すでに5000室の受注があり、2018年末までに10000室に導入予定だという。

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    すべての設定は、事業者側で事前に行っており、入居当日から「アレクサおやすみ」といえば、電気やテレビ、エアコンが自動で消える。

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    赤外線コントローラーには温湿度を感知するセンサーも搭載されており、入居者は外出先から室内環境を確認、帰宅前にエアコンをつけておくこともできる。

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    鍵の閉め忘れの心配がいらないスマートロックに、窓の振動や開錠を検知するタグセキュリティも備えるなど、セキュリティ機能も充実している。

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    同様の取り組みは、これまで分譲マンションや戸建て住宅などで行われていたが、今回の取り組みは「一人暮らしでもIoT住宅に住める」というところが新しい。

    実際、システムを導入したアパート(1K/22.63平方m)の賃料は月額75000円(東京都練馬区高野台)と決して高くない。

    相場と比べて約5000円ほど上乗せされている程度だ。

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    「アパートのIoT化は特別なことではなく、今後のスタンダードになると考えている」(株式会社TATERU PR部 部長 窪 恭平氏)

    同社は不動産会社でありながら、専用アプリなどのシステムもすべて自社で開発するなどIoT化に注力。

    社員の2割以上がITエンジニアだという。

    「賃貸物件を選ぶときに、様々な条件を見ると思いますが、今後はIoT化されているかどうかというのも、条件の1つになってくると考えています」(同氏)。