単3形乾電池2本で動くロボット「エボルタNEOくん」
パナソニックは、単3形乾電池「エボルタNEO」2本を動力としたロボット「エボルタNEOくん」による「トライアスロン」チャレンジを8月7日に実施しました。

距離はトライアスロン競技の1/10

3台の「エボルタNEOくん」で達成


ランとスイムは「エボルタNEOくん」のパパが並走


パナソニックの乾電池「エボルタNEO」を動力としたロボット「エボルタNEOくん」がお台場で「トライアスロン」に挑みました
パナソニックは、単3形乾電池「エボルタNEO」2本を動力としたロボット「エボルタNEOくん」による「トライアスロン」チャレンジを8月7日に実施しました。
乾電池の長持ち性能実験として2008年から毎年行っているチャレンジで、今回で12回目となります。
東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、実際にトライアスロン競技が行われるお台場で行われました。3台の「エボルタNEOくん」が登場し、オリンピック最速記録である1時間45分01秒での完走を目指しました。
そして1時間26分40秒でゴールしました。
ゴール後にインタビューを受ける「エボルタNEOくん」の産みの親、ロボットクリエーターの高橋智隆氏
なお、オリンピックのトライアスロン競技は、スイム1.5 km、バイク40 km、ラン10 kmの総距離51.5 kmですが、今回の実験はその1/10にあたる、スイム150 m、バイク4 km、ラン1 kmの総距離5.15 kmに設定。
「エボルタNEOくん」の身長が約17 cm(青年男子の約1/10)のため、この距離となりました。
「トライアスロン」は、スイム、バイク、ランで構成されているため今回の実験では3台の「エボルタNEOくん」が登場。
ただし、動力は単3形乾電池「エボルタNEO」2本だけ。競技が変わるタイミングで電池を入れ替えました。
当日の気温は35度を越えており、競技のために用意されたマットの上の温度は70度を越える過酷な状況でしたが、ロボットクリエーターの高橋智隆氏が終始「エボルタNEOくん」を誘導。一緒のゴールとなりました。
高橋氏は「決して簡単なチャレンジではなく、仲間たちと喧々諤々しながら今日の達成を迎えた。皆さんから愛されるチャレンジとなりました」と語りました。
会場には「エボルタNEOくん」のファンも多く訪れており、酷暑の中「頑張って」という声援も多く飛び交っていました。