「ファットスーツ」を着るなら、太った役者をキャスティングすべき? 議論の的になった女優が語る

    「ファットフォビア(太っていること・人への嫌悪)は確かに存在します。見ないふりをするのは、さらなる弊害をもたらすと思います」「しかし、すべての責任が役者にあるとは思えません」

    『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズや、『オーシャンズ8』出演のサラ・ポールソン。

    リンダ・トリップは、第42代米大統領クリントン氏のスキャンダル騒動で、証拠テープを提出するなど重要な役割を果たしたホワイトハウス職員です。

    実際のリンダの容姿に近づけるため、サラは体重を約14キロ増やし、服の下にパッドをつけて撮影に臨んだそうです。

    「サラ・ポールソンは好きだけど、ファットスーツは(太っている役者の)個性を奪う。大柄な役者を雇えばいいのに」

    @TheFilmUpdates I like Sarah Paulson but far suits are dehumanizing. Hire fat actors.

    Twitter: @bluestockinsara

    「ファットフォビア(太っていることへの嫌悪)」がまだ根深いハリウッド業界。痩せている役者がファットスーツを着用してしまうと、他の体型の役者の出る幕がなくなってしまうのでは、と声が上がっています。

    これについてサラは「言い訳がましくならずに、ファットスーツの件について話すのは難しい」としながらも、ロサンゼルス・タイムズに次のように語っています。

    「しかし、すべての責任が役者にあるとは思えません。役者にとってその役を引き受けるのは、一生に一度ともいえる挑戦ですから」

    「私はリンダ役を断るべきだったのでしょうか?」

    「(ファットスーツの議論について)知っているべきだった?もちろんそうです」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子