“痩せても太っても、他人に評価される” 表に立つ人が直面する苦悩

    グラミー歌手のアデルが、45キロの減量を報告してから約1年。激痩せについて、さまざまな議論が交わされてきましたが、ついに本人がインタビューで胸の内を明かしました。

    2020年の1月、自身のインスタグラムで45キロ近く減量したことを報告した歌手のアデル。

    Adele walking at an NBA basketball game and holding a water bottle and a face mask

    アデルが誕生日に載せた減量後の写真は、いろいろなメディアで取り上げられ、至る所でいろいろな議論が交わされました。

    今まで、アデル自身が激痩せについて語ることはありませんでしたが、先日、アデルは雑誌『Vogue』のインタビューで「これまでのキャリアで、私の体はずっと“モノ”としてみられてきた」と胸の内を明かしました。

    「(大幅に減量したことが)ショックなのはわかります。私は、今まで(プラスサイズ女性の)代表としてみられてきましたから」

    A slimmer Adele hosting Saturday Night Live

    私生活では、2019年に元夫で実業家のサイモン・コネッキとの破局を発表したアデル。

    「(体を動かすときが)“自分のための時間”になっていたのです。身体的に強くなれば、いつか精神的にも強くなれるんじゃないか…そう考えるようになりました」

    Adele smiling at someone sitting behind her at an NBA basketball game

    「自分と向き合う時間がたくさん必要だった」アデルは、ジム以外にもセラピーに通うことで、自分の精神面のケアをしていると言います。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン