残酷な歴史。人が人を殺す、11の方法

    殺し合いとくれば、人間は常にクリエイティブ

    1. かつてイギリス諸島にいた古代ケルト人のドルイド教では、ウィッカーマンと呼ばれる人型の檻に人間を閉じ込め、生きたまま火をつけて神への生け贄にしていたらしい。

    2. ローマ人が犯罪者を処刑する時は、凝った儀式を執り行っていた。通常は、神話に登場する身の毛もよだつような屈辱的な死を、囚人に再現させるものだった。

    3. 古代ギリシャでもまた、雄牛をモチーフにしたおぞましい処刑が存在した。

    4. 人柱とは、日本で行われた風習で、建築の成功を祈るために、生きた人間を建物の土台や壁の中に埋めた。

    5. 実のところ人柱は世界中でよく見られた慣わしだった。 旧約聖書の中で言及されていたり、インドで発見されたりしており、建物や橋の壁や土台から女性や男性、子供たちの遺体が見つかっている。

    6. アステカ人は、囚人をまず太らせてから、心臓をえぐり出して太陽神に生け贄として捧げた。死体はその後、生け贄の儀式が行われたピラミッドの階段から転げ落とされた。

    7. キリスト教伝来前、フィジーでは男性が亡くなると、その妻は絞め殺されるという風習があった。

    8. 古代ローマにおいて、ウェスタの巫女は神聖な存在だった。ローマ神話の女神ウェスタに仕えた巫女で、彼女たちの純潔さは、ローマの健全さに直接関係していると見られていた。ウェスタの巫女がセックスした場合は反逆行為とされ、罰として生き埋めにされた。

    9. 古代モンゴルの法律において、王族の血を流すことは禁止されていた。もちろん、数人の貴族を殺さずして、当時人類史上最大だった帝国を築き上げるのは不可能だ。そのため、圧死させるという方法を取った。

    10. オランダ独立をもらたした16世紀の八十年戦争で、オランダ軍はねずみを使って政治犯を拷問にかけたり殺したりした。ねずみが政治犯の腹わたを食いちぎるのだ。

    11. 中世のスウェーデンで、囚人は「バラの洞窟」の刑を受けた。響きのいい名称だが、実際は洞窟の中にはバラの代わりに、有毒な昆虫や爬虫類がうようよしていた。

    この記事は英語から翻訳されました。

    翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan