死にまつわる気色の悪い史実9選

    人間はかつて、薬と称して共食いしていた。

    1. 16世紀から17世紀にかけてのヨーロッパでは、人肉は薬として大変人気があった。

    2. 現代においてエジプトのミイラが珍重されるのは、何千年も経ったいまでも墓の中で現存しているものが少ないからではない。17世紀のヨーロッパでは人肉に対する需要が大きく、ミイラがあまり残っていないからだ。

    3. 人間は死ぬ間際に痙攣することがあるが、中世のキリスト教徒たちはこの現象を、悪魔が死にゆく人を、完全に生き返らせないまま憑依しようとしているからだと考えていた。

    4. 土葬され白骨化した遺体は掘り起こされ、納骨堂と呼ばれる地下の霊廟に移された。そうすれば、少ないスペースに、より多くの遺骨を保管できるからだ。

    5. フィジーの先住民の酋長ウドレウドレ(Udre Udre)は、世界でもっともたくさんの人肉を食べた人物だと考えられている。彼が口にしたのは人肉のみで、一生のあいだに少なくとも872人の人体を食べたという

    6. インドにはかつて、夫に先立たれた妻が火葬の際に一緒に焼かれて自殺するという風習があった(自ら進んでそうしたかどうかは怪しいのだが)。

    7. 北欧の海賊ヴァイキングのリーダーが死んだときの葬式は、きわめて残酷なものだった。女奴隷が主人にお供をしてあの世へ行くべく、「自ら望んで」いけにえになっていたからだ。

    8. 古代ローマ人は、尿をマウスウォッシュとして使っていた

    9. 17世紀から18世紀にかけて、おもに解剖学や性愛に関する本を人皮で装丁するのが大流行した。

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:遠藤康子/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan