ウェブで公開され人気の漫画「やれたかも委員会」がついに書籍化。6月27日に第1巻が発売される。これまで発表された1〜8話を加筆修正し、未公開描き下ろしエピソードも加わる。

「もしかしたら、あの日あの時あの場所で、勇気を出していれば…ひょっとしたらあの子と…」
大人の男性なら1つや2つ胸にしまっている密かな思い出を、個性豊かな「やれたかも委員会」の3名の審査員が「やれた」のか、「やれたとは言えない」のか厳正に判定する。それがこの作品。
1巻の発売を前に、作者の吉田貴司氏は早くも続編執筆の制作費としてクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた。

やれたかも委員会は1話ごとにウェブ上で有料販売されているが、執筆ペースを上げるために追加で資金を求めるというもの。
「2巻についてはもっと経費をかけて、さらに作品の質を上げ、執筆ペースも上げて発表していきたい」と吉田氏は意気込む。
クラウドファンディングへの支援に対するリターンは、今後発表される新作(9〜16話)が完成したら、誰よりも早く入手できる権利。ほかにも巻末にクレジットを入れられたり、委員会の面々が使う「やれたかも札」など完全オリジナルグッズが手に入ったりするという。

吉田氏はBuzzFeedの取材に対し、こう語っている。
「クラウドファンディングに出資していただくと、毎月(あるいは隔週で)あなたのメールアドレスに新作PDFをお送りします! たぶん内容も面白いと思いますので、よろしくお願いします」