「学び」のメルカリがあるのを知ってますか?

学びのカテゴリは語学から料理、ゲーム、ビジネス、プログラミングなどさまざま。例えばこんなバラエティに富んだレッスンがある。
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--【はじめてのうつ】鬱になったら知っておきたいお金の話
個人対個人だから相当ニッチな分野まで揃う。試しにいま気になってるスキルで検索してみると意外なものが出てくるのが楽しい。
というわけで、教わる側で使ってみる。

先生はIT企業に勤める男性会社員・前田塁さん。料理初心者向けの簡単な料理を教えてくれるそうだ。
自宅まで来てくれて、使い慣れたキッチンでやってくれるのがこのレッスンの特徴。しかも買い物から一緒に行ってくれるというから心強い。
さっそく会社のキッチンに呼んでみました。

まずは買い物。同じビルに入ってる成城石井で。

家に帰って30分くらいで手早く作れる料理で、さらにお酒に合うものを教えてもらいたかったのだ。
「嫌いなものはありますか?」「ないです」「では好きなものは?」みたいな会話をしながら買い物をする。
好きな食材か……パクチー!

どんどん買い物を進めていく先生。

へえー。普段買わないような食材も入ってて新鮮。

では料理レッスンを始めましょう。

まず1品目は「春巻き」らしい。


スイートチリソースをまぶして巻く。


恥ずかしながら春巻きを巻いたのも初めてだったが、なんだこれ楽しいじゃん。

フライパンで焼く。ちょっと料理できる人みたい。

もちろん春巻きを焼くのも初めてだ! 焼き色がいい感じについてきたら、取り出してキッチンペーパーをかぶせて、15分ほど置く。粗熱を取りながら鶏肉に熱を入れていくのだ。
切って盛り付けたら完成。

1品目の「鶏ささみの春巻き」ができました。

材料と作り方はこちら。
材料
・鶏肉のささみ(200グラム)
・春巻の皮(6枚)
・パクチー(好きなだけ)
・スイートチリソース(適量)
作り方
1.ささみは白い筋の部分を取る
2.春巻きの皮の上に乗せ、スイートチリソースを塗って巻く
3.フライパンに油をひいて中火で片面3分ずつ焼く
4.15分ほど放置したらパクチーをどっさりかける
そしたら早くも2品目に取りかかる先生。

アンチョビをカットし、シーチキンと混ぜていく。
フライパンでもやしを炒める。

そこにアンチョビ&シーチキンを投入。

2品目の「もやしとシーチキンとアンチョビの炒め」が光速で完成した。

材料と作り方はこちら。
材料
・もやし(1袋)
・シーチキン(1缶)
・アンチョビ(1缶)
作り方
1.アンチョビとシーチキンを混ぜておく
2.アンチョビの残った油をフライパンにひいてもやしをざっと炒める
3.火が通ったらアンチョビ&シーチキンを入れて混ぜる
気づいたらもう3品目に取りかかってる先生。

筆者が切った水菜とひき肉、豆板醤を混ぜる。

ちなみにこんなところで楽しく料理しています。

茹で上がったパスタをざっと洗う。

小麦全粒粉、チアシードなどの食材を練りこみ、糖質を従来のパスタより50%抑えているという。普通のパスタよりも野性味のある食感が気に入っている。
3品目も完成、「ひき肉と水菜のピリ辛冷製ベースパスタ」だ。

材料と作り方はこちら。
材料
・水菜(1/2袋)
・ひき肉(200グラム)
・ベースパスタ(2袋)
・豆板醤(大さじ2杯)
・麺つゆ(100cc)
・水(100cc)
作り方
1.パスタを茹でておく
2.フライパンでひき肉を炒める
3.3.炒めたやつを取り出して、切った水菜、豆板醤、麺つゆ、水と和える
4.パスタを水で締めて具材と混ぜる
30分くらいで3品できた。すごい。

「こんなメニューがささっと作れたら家飲みも捗るよなあ」としみじみ思った。
料理の勉強になったかというと、なった。

春巻きはいままで敷居の高い料理だと思っていたが、こんなに簡単にできることに驚いた。次回作るときはチーズを入れたりと自分なりの工夫もできそうだ。

もやし炒めは、アンチョビとシーチキンを入れることで、味付けもほとんどしてないのにお酒にむちゃくちゃ合うおつまみになるのがすごい。

締めのパスタも手早くできた。これからの季節に向けて、冷製パスタの作り方を教われたのは良かった。
友達何人かで集まって、料理の先生を呼んでパーティー料理を作るとかありだと思う。

あ、自分も何か教えてみたいかも。
機会があれば自分もteachaを使って誰かに教えてみたいと思った。前田先生みたいに得意なものがあればできそうだ。
例えば編集者であり、記者である筆者がライティング講座を開くとしよう。こんな感じですぐにレッスンを公開できる。
