熊本地震の被災者および関係者に向けて、東北大学が「妊産婦を守る情報共有マニュアル」を公開しました。東日本大震災後の経験を踏まえて作成したそうです。

マニュアルは一般・避難所運営者向けの「妊産婦を守る情報共有マニュアル」と、保健・医療関係者向けの「災害時妊産婦情報共有マニュアル」の2種類。
東北大学は「ある程度の規模の避難所であれば、妊産婦の方がいらっしゃる可能性は非常に高い」として、その場合、誰が 誰と 何を どのように 情報共有すべきかを示しています。
具体的には時間軸を「発災〜6時間」「超急性期 6〜72時間」「急性期 72時間〜1週間」、さらにそれ以降と、段階を分けて解説。
このマニュアルは東北大学 東北メディカル・メガバンク機構の菅原準一教授らが研究し、まとめたものです。