メルカリでは、子どもの宿題代行を出品したり、買ったりしてはいけないらしい!

フリマアプリ「メルカリ」を提供するメルカリが、読書感想文の売買などをはじめとした宿題代行行為の根絶に向けて、文部科学省と合意をしたことを発表した。
具体的には、メルカリ内で子どもたちに代わって宿題を行う役務を提供することや、読書感想文や自由研究といった宿題の完成品を出品することを禁止。
そのような出品があった場合には商品の削除などの対応が取られる。
これまでもメルカリでは、子どもたちに代わって夏休みの宿題などを行う役務を提供することを禁止していたという。
ただし、出品者の自由を尊重する観点から、宿題の完成品の出品は禁止としていなかった。
しかし今後は文部科学省と連携し、完成品の出品も含めた宿題代行行為の根絶に取り掛かるという。
なお、文部科学省との具体的な連携の内容などは現在メルカリに問い合わせ中だ。
記者個人としては「メルカリで宿題を出品してみた」などの記事を企画していたところなのでとても驚いた。あぶねー。
そもそも、なぜ宿題を代行したり、出品したりするのが禁止になるのだろうか。
メルカリは「子どもたちの健全な育成環境の整備が目的」と述べている。
文部科学省側から何らかの禁止要請があったのか聞くと、「要請があったことは事実ですが、最終的に弊社側が判断して今回の禁止に至りました」としている。
しかし連携の具体的な内容にはついてはまだ決まっていないそうだ。メルカリは「今回の合意を皮切りに連携を強化してまいります」と話すにとどめた。
夏休み終了直前の今回発表。
もし読書感想文の宿題に困っている方がいましたら、ぜひ以下の「書き方のコツ」をチェックしてみてください。