プロ野球のパ・リーグ主催試合の動画データを使用したコンテスト「パーソル パ・リーグTV 野球動画クリエイター選手権 」が開催される。
2020年のパ・リーグ試合動画を素材に、プロ野球を盛り上げる新たな動画コンテンツを創出するのが狙いだ。
「パ・リーグの試合動画とかマニアックすぎだろ…」なんて思ってはいけない。
パ・リーグ6球団により設立された合弁企業であるパシフィックリーグマーケティングが運営する「パ・リーグTV」は、日本屈指のスポーツ動画チャンネルに育ちつつある。
ネットを通じた試合のライブ配信はもちろん、珍プレー・好プレーの動画を試合中に即座に流すなど、ファン目線のコンテンツ制作のノリはじわじわと人気を集めてきた。
公式YouTubeチャンネルの総再生回数は6億回を突破したほか、2020年8月の月間再生回数ランキングでは、スポーツジャンルで1位であるだけでなく、YouTube全体でも9位にランクインした。
そんなパ・リーグTVの動画を素材として用い、自分だけのプロ野球動画を作るコンテストが開催されるのだから、面白くならないはずがない。
ここで筆者の愛するパ・リーグTV動画の一部を紹介したい。パ・リーグTVを象徴する選手といえば西武ライオンズ・外崎修汰である。
まずはこの動画を見てほしい。これが噂のTONOSAKIだ!
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西武ライオンズの超ユーティリティプレイヤー・外崎修汰は「パ・リーグTVに最も愛された男」と言っても過言ではない。
その華麗なプレーとコミカルな表情と動きはパ・リーグTVの癒やしである。試合中に外崎選手が不思議な動きをすると、ネットではすぐに「これはパ・リーグTVにまとめられるやろ」「これはパ・リーグTVいきやろなあ」という声が上がる。
そして試合後にはしっかりと動画がアップされているのだ。
こんなふうに。
本日の『TONOSAKI』
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予測不能なホームインをする外崎選手。
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雨で試合が中断したときの外崎選手。
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急にボールが飛んできたときの外崎選手。
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外崎選手は守備もバッティングも一流である。
実家が青森のりんご農家であることから、そのナイスな守備は「アップルディフェンス」、ホームランは「アップルパンチ」と呼ばれる。
至高のアップルディフェンスを見てください。
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そして力強いアップルパンチ。
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足も早いので先日ランニングホームランを記録しました。
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パ・リーグTVは彼の走塁を「爆走林檎」と名付けた。
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こんなパ・リーグTVの動画を使える「野球動画クリエイター選手権 」はすでに応募を受け付けている。
まずは動画の企画を送付し、書類選考を通過したら実際に動画をつくる。企画の公募期間は2020年9月14日が締め切り。動画制作期間は9月19日から9月30日まで。
募集する動画企画テーマは「ファンを熱狂させる野球動画」となっている。パ・リーグTVの素材を使いこなせる自信のある人はぜひ応募してみてほしい。
サムネイル:時事通信