女子マネとチアが応援してくれるリアルなバッティングセンターがある

    こんなに緊張するとはw

    この間、不思議な体験をしたんです。

    いつものようにバッティングセンターで1人きり情熱を振り回していたときのことです。

    よく見たら、打席内に変なボタンがありました。

    「劇的」と書いてあります。

    押しちゃいますよね。

    すると……。

    え、なんか突然、高校球児?とマネージャーっぽい女の子が出てきた。

    青木くん「でも、鳴海が抜けたいま、俺が出るしか…!」

    青「はなせ!」

    これはいったい何なんでしょう……。

    そしたら今度はお金持ちそうな夫婦?が現れた。

    父親「そうだな。あいつにはこれから最高の教育環境を与えてやる。これで鳴海財閥も安泰だ」

    夫婦「はっはっはっは!」

    一方、マネージャーの静止を振り払って打席に立つ青木くん。

    だけどやっぱり無理だった。青木くんは立っているだけでやっとなのだ。

    監「なんでこんなになるまで黙ってたんだ!」

    マ「すみません!」

    監「残念だが、もう棄権するしかない…」

    部員「鳴海さえいれば!」「鳴海さえ…」

    みんな「鳴海がいてくれたら…」

    (おれがもう一度野球をやれば、みんなで甲子園に行けるのか…?)

    そこに再び両親が登場。

    父「行くぞ。こんな連中と付き合ってるんじゃない」

    (いやだ、僕は…)

    (僕は野球がしたいんだ…!)

    「(出されたカンペを見て)おれが打つ!」

    母「何を言ってるの!?」

    青木「鳴海、あとは頼んだぜ」

    おれ「ああ。任せろ」

    マネージャー「甲子園、連れてってね」

    おれ「約束する。必ず甲子園に連れて行くよ…」

    監督「ピンチヒッター、鳴海!」

    おそらくそういう設定なのだろう。

    いそいで着替える。

    青木……。

    そこに突然、ブラスバンドが入ってきた!

    ええっ!?

    チアリーダーたちも…!

    めちゃくちゃ応援が始まった。

    目の前ですごい応援してくれてる。

    「かっとばせ〜、な、る、み!」

    なんなんだこれは。

    でも、そうか。

    高校球児たちはこうやって、みんなの…。

    祈るような期待を背負って…。

    よし、絶対に打つ!

    野球部のみんな…。

    そしていつも支えてくれたマネージャー…。

    おれが決めるよ。

    審判「プレイボール!」

    これは練馬にあるバッティングセンターで実際に体験できる。

    ドラマチックなバッセン、はじめました^^ #あなた専用甲子園

    吹奏楽、チアリーダー、女子マネージャー、実況中継……。

    甲子園と青春、ぜんぶ盛りの打席が体験できる「ドラマチックバッティングセンター」というキャンペーン。

    こちらのサイトで応募して当選すると参加できる。

    開催日は8月30日(木)、場所は東京都練馬区にあるバッティングプラザ大泉。3球勝負で見事ホームランボードに打球を当てた人は100万円の賞金がプレゼントされる。

    仕掛け人はこの人、日本テレビの土屋敏男プロデューサー。

    土屋さんは鎌倉在住。同じく鎌倉に会社があるカヤックの人たちともともと仲が良かったため、この企画に協力したという。

    お父さん役は元ドロンズの大島直也さん、お母さん役は元地球防衛軍レッドの伽代子さん。

    実際に応援団とか他の野球部員とか女子マネージャーの前で打席に立つとむちゃくちゃ緊張する。

    誰かがいま、自分のことを応援してくれてるーー。

    それだけでガチガチに力が入ってしまう。

    これとは比べ物にならない規模の応援のなかでプレーする高校球児は本当にすごいと思った。

    よく選手が「いつも通りのプレーをしたい」とか「練習でやってきたことを出したい」などとコメントされてますが、たしかに普段どおりのプレーをするだけでも相当難しいはず。

    高校生ってすごい……。甲子園を見る目が変わってきました。

    ちなみにこのときの打球はホームランボードのすぐ横、十数センチのところに飛びました。

    ドラマチックバッティングセンターでぜひリアルな緊張感と高揚感を味わってみてください。