「家族が恋しいので休みます」 子育て世代に人気の自治体、ちょっと変わった勤怠連絡をすすめる

    文面をコピペして使い回せます。

    「夫と見ているドラマで先を越されたくないので早退します」

    「娘に好きな子ができたらしく見定めるため1時間遅刻します」

    「サンタさんに会いたいので早退します」

    千葉県流山市が「これからの勤怠連絡」という特設サイトを公開し、上記のような新しい勤怠連絡の文面を紹介しています。

    同サイトでは「夫婦」「子ども」「家族」「ペット」の4つのカテゴリーごとにさまざまな理由を使った早退・休暇の勤怠連絡の定型メール文を掲載。

    「妻に『ママ友旅行』をプレゼントしたいのでお休み」という心温まるものから、「わが家で勃発したオナラ問題を解決するために早退」などクスッと笑えるものもあります。

    これらの勤怠連絡の定型メール文は、共感して素敵だと思ったら「ステキ!」ボタンを押したり、なんなら文章をそのままコピーして使うのもOK。

    「母になるなら、流山市」を発信、​転入超過数が全国1位

    流山市はこの10年間で人口が3万人以上増え、なかでも30~40歳代の年齢人口ボリュームが一番多いそうで、人口減少・高齢化社会の中にあって全国的にも珍しい自治体とされています。

    その背景にあるのは2010年から打ち出している「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーに代表される発信。実際に流山市に転入した子育て世代の約5割が事前にこのプロモーションを認知していたという結果が出ました。

    今回の「#家族が恋しいのでお休みします これからの勤怠連絡」はカヤックが企画・制作を担当。

    「コロナ禍で暮らし方、働き方が見直される中で、家族のために休むことが許容される社会になれば」としています。