本日オープンしたクラウドファンディングサービス「Kickstarter」にとんでもない製品が登場した。

紙の本の読書感を再現

しかも細かいことに、ページの“びらびら〜”も再現

いままでの電子書籍ではちょっと不満だった見開き表現もこの通り。

開いたら電源オン、あとはページめくりボタンを押すだけ

充電はどうやって…? え、まさかの電池!

単行本と同じように表紙カバーがついており、佇まいは本そのもの。

そしてKickStarterが日本上陸しました。
Kickstarterは米国発のクラウドファンディングサービスだが、ついに日本上陸。その目玉となったのが「全巻一冊 北斗の拳」だ。
これは名前の通り、漫画「北斗の拳」全巻を詰め込んだ電子書籍デバイス。
A5サイズの本型デバイスの中に、7.8インチの電子ペーパー2枚を埋め込み。右ページから左ページへと視線を移していく、慣れた動作で作品を楽しめる。
本のように開いて使うため、横から見ると完全に漫画本を読んでる人だ。
これいる!? って思いましたが、こういう細かいところにこだわるのが面白い。
操作もとことんシンプルだ。本のように開いたら自動で電源オン、閉じたらオフ。あとはページを前後に送るボタンを押すだけだ。
このあたりも余計な端子をつけずシンプル設計。電池を入れておけば全巻読むくらいは持つそうだ。
「そもそも、本にケーブルがあったらおかしい」。そんな思想で作られたそうだ。
現在、KickStarterでは2万5000円支援すると、2018年2月にこの「全巻一冊 北斗の拳」を入手できる権利を得られる。4月以降に予定している正式販売では3万5000円になる予定。
少々値は張るが、IT機器に弱い親世代へのプレゼントにはぴったりだと思う。個人的には『三国志』(横山光輝)や手塚治虫の全集などが出ると非常に嬉しい。