Posted on 2018年4月27日

    85キロのおじさんがダイエットプログラムを試してみたら1ヶ月でこうなった

    早寝、早起き。食べる時間を変える。

    突然だけど、過去最高の体重になったのでダイエットしてみる。

    Satoru Masuda / BuzzFeed

    筆者は37歳、男性。体重は85.5キロ。身長は170センチなので明らかに太りすぎだ。

    肥満度の目安となるBMI値は29.6で(標準とされている値は22)、自他ともに認める肥満である。

    BMIから弾き出される身長170センチの標準体重は63.5キロなので、約22キロほどオーバーしている。小学1年生の男子1人分くらいの体重が余分にあるわけだ。

    Daichi ito / BuzzFeed

    なぜここまで増えたかというと、食べ過ぎと飲み過ぎと運動不足と寝不足だと思う。

    Satoru Masuda / BuzzFeed

    朝は10時くらいにコンビニのパン、昼は13時くらいにラーメンや中華料理の定食、夜は深夜までお酒を飲みながらだらだらと食事。

    仕事は座りっぱなしで運動はまったくせず、寝るのも遅い。2年ほどそんな生活を続けたところ22キロほど増えた。当たり前だ。

    もちろん私には太る自由があるし、最近は自分の体型をそのまま受け止めようという「ボディポジティブ」のムーブメントも支持されているから、別に無理して痩せる必要はない。

    しかしこのままでは健康的に問題がある(もちろんメタボリック症候群)。そして見た目もよくない(どんどん着られる服がなくなっていく)のでどうしようかと考えていたけれど……。

    やはり「自分の自由な意思で」体重を減らすことにした。

    narumi / BuzzFeed

    ご覧の通り、太り過ぎて姿勢がおかしくなっている。

    右肩が極端に下がり、手首の位置も左右で違う。肩は前傾し、お腹もでろーんと出ている。もうまともに立つこともできない。

    我ながらとてもみっともないと思うので、自分の意思で痩せることを選んだ。

    このダイエットはBuzzFeedも支持するボディポジティブ的志向を否定するものではない。人間は自分の好きな体型でいる自由がある。

    今回ダイエットするために利用したサービスは「FiNC」。

    FiNC / Via fincfit.com

    管理栄養士や栄養士、アスリートフードマイスター、トレーナーなどの専門家から食事や睡眠に関するアドバイス得て、日々の生活を改善するというものだ。

    さらに週1回のパーソナルトレーニングで運動不足を解消。

    FiNC / Via fincfit.com

    こちらもFiNCのメニューに含まれている。ストレッチで姿勢を直し、基礎代謝を増やせるように筋肉をつけていく。

    管理栄養士などの専門家とのやり取りで食生活と睡眠を改善する「ダイエット家庭教師」、そして固くなった筋肉をほぐし、運動不足を解消する「パーソナルトレーニング」。

    FiNCはこの2つが軸となったサービスだ。

    まとめると「週1回のパーソナルトレーニング+60日間のオンライン食事アドバイス+ファスティング指導やパーソナルサプリなどのサポートグッズ」。これで19万8000円のプランだ。今回これを記事執筆のためにモニターとして体験してみた。

    期間は2ヶ月。これで健康的な生活リズムと適度な食事、そして週1の運動を習慣にしていく。はたして85.5キロの男性は痩せることができるだろうか。それではスタート。

    まずはスマホでのダイエット家庭教師が始まった。

    narumi / BuzzFeed

    基本的な流れはこうだ。

    朝:睡眠時間体重朝ごはんを記録する。

    昼:昼ごはんを記録する。

    夜:夜ごはん体重を記録する。

    そして毎回の食事や睡眠時間、体重の推移について専門家の先生からコメント、アドバイスが入る。

    そのやり取りを通して痩せるための食事や生活を手に入れる。

    さっそく意識の高そうな食事をしてみたが先生からの反応は良くない。

    narumi / BuzzFeed

    担当してもらうことになった種市真由美先生はアスリートフードマイスターだ。張り切って朝にサラダを食べて報告したところ、いきなり注意された。

    「ダイエットというとつい極端に減らしがちになります。しかし私達の身体はそれで痩せていく程うまくは出来ていません。必要な栄養がないと逆にいざいう時の為に溜め込んでしまいます」

    朝ごはんにサラダだけでは栄養が足りず、逆に太りやすくなってしまうという……。

    ランチで挽回しようと頑張ったが。

    narumi / BuzzFeed

    お昼ではタンパク質(お肉)と炭水化物(お米)も増やした。この日のランチは社食のビュッフェで、グリーンサラダ、もち麦入りサラダ、グリルチキン、オムレツとほうれん草を盛り付けた。自分なりに自信はあったが…

    「一応☆4つなのですが、見えているお米以外に野菜の下にお米がしっかりあれば☆は5つになります」

    まだ炭水化物が少なかったようだ。ダイエットの天敵と思われがちな米、パン、麺などの炭水化物だが、貴重なエネルギー源でもあるため、適量は摂取することをすすめてくる。

    このようにFiNCは、野菜とタンパク質と炭水化物をバランス良く摂って、最終的に「太りにくい身体」を作るように指導してくれる。

    ただ「期間中に体重を減せばいい」というだけのダイエットは推奨していないのだ。

    そして週1回のパーソナルトレーニング。

    narumi / BuzzFeed

    毎回1時間のトレーニングをインストラクターがつきっきりでやるのだが、驚いたのは大半をストレッチのようなゆっくりとした動作が占めていることだ。

    棒のような器具を使って下半身の筋肉の“張り”を取るストレッチを20分ほど、低い台の上に乗って手足を動かす運動、腰まわりの筋肉を伸ばす運動などを10分ほど。

    ぱっと見た感じは準備運動のような動きが続くのだが、これがものすごく息が上がるし、身体も熱くなってくる。気がついたら汗だく。

    さらにスクワット、上半身のトレーニングにすすむ。

    narumi / BuzzFeed

    回数は10回×3セット。下半身は太ももと腰まわり、上半身は胸の筋肉を中心に伸ばしていく。

    筋肉を鍛えるというよりは、「筋肉をしっかり伸ばすこと」をイメージするように指示される。単純な動きだがゆっくりと続けていくとけっこうツライ!

    激しい動きはまったくないのに息はゼエゼエ、汗はぐっしょり。たった1時間で口も聞けないほど疲れた。翌日は信じられないような筋肉痛がやってきた。

    FiNCのパーソナルトレーニングは都内5箇所の専用ジムで受けられる。六本木、銀座、赤坂、有楽町、原宿と都心部にあるので会社帰りに寄ることができた。

    しかし食事はなかなか褒められない。難しい!

    narumi / BuzzFeed

    サラダチキン入りのオムレツ、ブロッコリーのソテー、トースト半分。これはいけるか?と思ったが…。

    「これにプラス豊富な野菜を一緒に召し上がるとさらに各栄養素の働きが高まり代謝が高まりやすくなります」

    まだ野菜が足りなかった。しかも朝食の時間が9時と遅いことも注意された。

    アドバイスをもとに改善していく。

    narumi / BuzzFeed

    サラダチキン入りオムレツとブロッコリーのソテー、トースト半分は同じだが、そこに野菜たっぷりのスープを加えた。しかも朝7時に食べた。

    すると、ようやく☆5つを獲得。生活リズムが改善されたことも褒められた。

    アドバイスと改善を続けた結果、1日の食事はこうなった。

    朝:6時半に起きる。7時にたくさんの野菜と、肉or魚or卵のタンパク質、お茶碗1杯のごはん

    昼:12時にたくさんの野菜と、肉or魚のタンパク質、お茶碗1杯のごはん

    夜:17時にサラダと野菜スープ。23時に寝る。

    ここで、☆5つを獲得した食事を紹介しよう。

    narumi / BuzzFeed

    社食のランチビュッフェで、グリーンサラダ、イカとオリーブのマリネ、ほうれん草とヨーグルトのサラダ、牛肉とインゲンの炒め物、ピラフ。

    「しっかりたんぱく質を選ぶ意識が持てていらっしゃいますね」

    社食で野菜を摂れるのが心強い。

    narumi / BuzzFeed

    社食のビュッフェで、グリーンサラダ、ブロッコリーとシーチキンのサラダ、アボカドとトマトのサラダ、チキンの煮込み、ピラフ。

    「今日もサラダを三種類用意出来ましたね!ツナは筋肉を維持したい方もよく活用される食材です。たんぱく質を構成するアミノ酸の配合バランスが非常に優れた食材で、アミノ酸100にも認定されているものです」

    社食があってよかったー!

    narumi / BuzzFeed

    社食のビュッフェで、グリーンサラダ、ごぼうと鶏肉のサラダ、イカとオリーブのマリネ、スパイシーチキン、サフランライス。

    「お昼は社食があって良かったですね!どうしても3食ともコンビニになってしまうのも味気ないと思います。とても彩りを考えた美味しそうなお食事になりましたね」

    ちなみに社食はこんなところ。

    野菜コーナーだけでも8種類のサラダが並び、その奥には魚と肉それぞれのメインディッシュとご飯物がある。これを好きなだけ選ぶ。栄養バランスを整えてダイエットをしたい人にはぴったりだ。

    で、1ヶ月後の折り返し地点。気になる体重はこうなった。

    narumi / BuzzFeed

    最初に計測した3月2日時点で85.5キロだったのが、1ヶ月後の4月3日には75.7キロにまで落ちた。1ヶ月で約10キロほど体重が減ったことになる。

    (注意:一般的な減量よりもペースが早くなってしまった。もう少しゆっくり減らすのが理想)

    ここまで全然つらくなかった「FiNC」の実力は、なかなかすごい。

    パーソナルトレーニングは終わった瞬間は疲れてるし、最初は筋肉痛がすごかったけど、だんだん息も切れなくなって筋肉痛もなくなった。週1くらいなら全然余裕だ。

    食事も制限されているとは感じていない。むしろ「しっかりたんぱく質を摂らないと、ご飯も食べないと…」といった感じで、栄養に関しては意識して摂るようにしている。

    何も考えずに生きていた頃がひどすぎたのもあると思う。FiNCの栄養士さんのアドバイスに従い、朝・昼・夜の食べる時間を早めて、バランスの良い内容にしただけでスルスルと体重が落ちていった。

    不思議なことに食べる量が減った感覚はない。空腹感でイライラすることもないし、このまま問題なく続けられそうな気がする。

    ゴールはGW明け。まだ折り返し地点だ。

    Satoru Masuda / BuzzFeed

    あまりに太り過ぎていたため、前半1ヶ月で約10キロ減ったが、後半はそんなに簡単ではないだろう。

    そもそもダイエットとは体重を減らせばいいというものではない。個人にあった栄養バランスの良い食事と、睡眠や運動を含めた適切な生活リズムを身につけ、長い目でみた健康的な暮らしを維持することがゴールだと思う。

    以上のサービスはFiNCの「ボディデザインプログラム」として19万8000円で提供されている。ここからパーソナルトレーニングをなくした「ダイエット家庭教師」単体になると半額の9万8000円。

    運動不足なのでトレーナーと一緒に身体の動かし方から教わりたいという人はフルサービスで、食事だけ指導してほしいという人はダイエット家庭教師のみ利用するのが良さそうだ。

    これが。

    Satoru Masuda / BuzzFeed

    だいぶさっぱりした。

    Keiya Nakahara / BuzzFeed

    あと1ヶ月、FiNCを使い倒すことによって本当に健康的な暮らしを手に入れることができるか。

    最終的なダイエット結果は5月に報告する。

    BuzzFeed Daily

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