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スマホもPCも没収…! 「脱デジタル滞在」 あなたは耐えられる?

禁断症状が出てしまうかも

「休日」とはいいますが、本当の意味で休めていますか?

星のや

平日に有給休暇を取ったところで、スマホに次々と業務連絡のプッシュ通知が来たり、電話が鳴ったり、ついつい業務メールをチェックしてしまったり、本当に心と体を休めている人はどれくらいいるのでしょうか。

そこで「脱デジタル滞在」という特殊な旅行プランを企画したのが星野リゾート。これはその名のとおり、デジタル機器を一切遮断した旅行。普段スマホやPCに囲まれて、休みでさえリラックスできていない人に、半ば強制的なデジタル・デトックスを提供します。

これがけっこう本格的なのです。

プランの特徴は宿泊中デジタル機器を一切使えないところ

星のや

チェックインしたら、宿泊客はまず手持ちのデジタル機器をすべて没収されます。スマホ、PC、タブレット、スマートウォッチ、カメラにオーディオプレイヤー、なにもかもです。

誰があなたに連絡してこようが、安心してください。一切シャットダウンされます。Facebookで「いいね!」がついても、Twitterでメンションがきても、もう気にすることはありません。

こんな箱にすべて没収されます。

星のや

高級そうな桐の箱に、一つひとつ丁寧に収められるデジタル機器。これから2泊3日のお別れ。毎日これらを肌身離さず持っていた人は今生の別れのように感じてしまうかもしれません。

デジタル機器を入れる箱は施設によって異なります。

桐の箱は京都。燃えにくく、美術品や骨董品を保管するのに使用されていることから、大事なデジタル機器を預かる箱に採用したそうです。

軽井沢と竹富島では重厚なアタッシュケースが使われています。クッション材入りのケースで、持ち運び時などにもずれません。

なぜこのような旅を企画したのでしょうか。

もともと星のやには「現代を休む日」というコンセプトがあります。そのため各部屋にテレビは設置せず、時計すら置かれていません。

同社広報によれば、プログラム開発を行っていた2013年頃、米国で「デジタルデトックス」の動きがあることを知ったそうです。

「星のや軽井沢の環境やコンセプトは、非常に『脱デジタル』に合致している、ということに気づきました。旅先という環境だからこそ、スマホなども手放しやすいのではないか。旅が、デジタルとの付き合い方を見直すきっかけになるのではないか。という思いから、開発に至りました」(星のや)

脱デジタルの旅では、デジタル機器を取り上げる代わりに、各種アクティビティが用意されています。

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香りを楽しんだり

星のや

例えば星のや京都では、チェックイン後に香道の歴史や香りの聞き方などを学べる「香道入門」というプログラムがあります。

香りを意識して楽しむことを古くから「聞香」といい、その作法は茶道や華道と並ぶ伝統文化。忙しさを忘れ、リラックスできそうです。

花をいけたり

星のや

これも星のや京都ですが、家元、笹岡隆甫氏から華道のプライベートレッスンを受けられます。

アクティビティは宿泊先で異なり、「星のや軽井沢」では乗馬体験と指圧、「星のや富士」では青木ヶ原樹海でのトレッキングと瞑想を楽しめます。

これまでの参加で多かったのは、なんと男性一人旅だそうです。また、家族に勧められて来たという人もいたとか。

参加者の反応はさまざま。

「最初は仕事の電話がきたらどうしようと不安。次第にスマホがなくても慣れてきて、リラックスできてきます」。そんな人もいれば、「思っていたより着信が少なかったし、要返信のメールも意外と少なかった」とやってみたら問題なかったという声も。

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「働き方」を考えるときに大事なのが「休み方」。政府は今年度、「働き方改革」に続いて「休み方改革」を進め、一部企業では週休3日制を導入するなど、休むためのさまざまな取り組みが広がっています。休むことは、私たちの生活の質の向上や健康につながります。

BuzzFeed Japanでは7月20日〜26日の1週間、私たちがより休暇をとり、楽しむことを奨励するコンテンツを集中的に配信します。

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