相模原事件の植松被告、謝罪の直後に暴れ… 傍聴人が語ったその様子

    相模原事件の植松聖被告の初公判が8日に開かれた。植松被告は謝罪の言葉を述べた直後、暴れだすなどしたため取り押さえられ、一時休廷の事態となった。

    相模原市の知的障害者入所施設「津久井やまゆり園」で元職員の植松聖被告(29)が入所者19人を刺殺し、職員を含む26人に重軽傷を負わせ、殺人罪などで起訴された相模原事件。1月8日に横浜地裁で裁判員裁判の初公判が開かれた。

    Kota Hatachi / BuzzFeed

    植松被告の裁判員裁判が始まった横浜地裁

    植松被告は起訴事実を認めたが、「皆様に深くおわびします」と述べた後に暴れ出したため、裁判は休廷となった。

    NHKなどによると、植松被告は起訴事実について認めたが、弁護人は、植松被告には精神障害があり、障害の影響で刑事責任能力が失われていたか、著しく弱っていたとして無罪を主張した。

    傍聴した作家の雨宮処凛さんによると、その直後、謝罪の言葉を述べた植松被告が暴れだすなどしたため、傍聴人が全て法廷の外に出されそのまま一時休廷となった。裁判は午後1時15分に再開予定だという。

    お詫びの言葉と共に、自殺の仕草?

    時事通信“

    逮捕直後の植松聖被告

    BuzzFeed Newsの取材に応じた雨宮さんによると、植松被告は弁護士が意見を述べ、発言を促された後、裁判長の方に向かって「皆様に深くおわびします」と述べた。

    その直後、体を右に傾け、右手を口の方に寄せ、何かを口に含むか、手首を口でかみ切るような仕草を見せたという。

    すぐに裁判所の職員が取り押さえ、植松被告が抵抗して暴れるなどしたため、床に引き倒され、後ろ手に手錠をかけられた。

    もみ合いが続いたため、傍聴席にいた人は全て法定外に出され、そのまま休廷となった。開始20分ほどの出来事だったという。

    雨宮さんは「逮捕直後の尊大な様子はなく、声もとても小さく、弱々しく見え『素直な態度じゃないか』と思っていたら、このようなことがあってびっくりした。混乱したのか、何かをからかおうとしているのか、意図はわからない。引き続き公判を見たいと思います」と話した。


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