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キスシーンは? 発熱者が出たらどうする? 私たちの日常生活でも役立つ、映画撮影現場の新型コロナ対策

新型コロナウイルスの影響で中断していた映画やドラマの撮影が再開され始めています。何に気をつけたらいいのか、独立系映画人の団体が感染症対策コンサルタントを招いて勉強会を開きました。

新型コロナウイルスの流行で映画やドラマの撮影も中断し、映画人たちは大きな打撃を受けた。

撮影を再開するに当たって何に気をつけたらいいのか、独立系映画人たちの共助団体「NPO法人独立映画鍋」が感染症対策コンサルタントの堀成美さんを招いて9月3日、動画中継で勉強会を開催した。

この日も、今、気をつけるべき対策についてアップデートした情報を講演し、質問に答えた。堀さんはこう呼びかける。

「9月からは日常生活を取り戻すフェーズに入ります。これまで不安でとりあえずあれもこれも禁止してきたと思いますが、わかってきたことに基づいて不必要な対策は削ぎ落としましょう」

出演者はマスクなしでトーク

司会の映像作家で助監督の祝大輔さんの「今日は専門家の監修のもと、マスクは外してお届けします」という言葉から配信が始まった。

独立映画鍋は、海外の撮影ガイドラインを翻訳するなどして撮影再開の方法を模索してきたFacebookグループ「コロナ時代の日本映画製作ワーキンググループ」の協力を得て、今回の勉強会を企画した。

同ワーキンググループの講師を務めるなどしてきた堀さんは、この日、今、気をつけるべき対策についてアップデートした情報を講演し、質問に答えた。以下は堀さんのお話の詳報だ。


新型コロナウイルスの話題は1月から始まりました。中国の武漢というところから流行り始めた病気ですが、そこに日本の方がいたので、急ぎ日本にチャーター機で連れて帰って来るところから始まりました。

その後、2月に横浜の客船の話が入ってきました。

3月になるとヨーロッパやアメリカから帰ってくる人たちがいて、そこから地域に広がる時期に入りました。3月から5月ぐらいは混乱していたんですね。

混乱して、ニュースを見ていた皆さんは、「何が何だかわからないけど、対策をやるだけやるか!」という感じでした。私たちは「対策を盛る」と呼ぶのですが、どんどん盛っていきましたね。

この対策が必要なのかわからないけど、とりあえずやらざるを得なかったという時期があったことを確認しておきたいと思います。

その3月〜5月の間に私たちは色々学びました。例えば病院のお医者さんはどうすれば患者さんたちを救えるか、重症にならないようにできるかというコツのようなものがわかってきました。

すごく盛っていろんなことをやったけど、これ全部本当にいるの? これはいらないんじゃない?ということがわかり始め、6〜8月はだいぶん確信を持つようになりました。

今日の時点で日本は、検査をずいぶんたくさん受けられるようになっています。4月と比べると検査が受けやすくなり、その分感染者の数は把握されるようになりましたが、軽症や無症状の人もたくさん診るようになっています。

数は増えたけど、4月頃のたいへんさと質が変わってきた。でも予防しないと、広がり自体は止まりません。

マスク、手洗いどこまでやる?

なぜ今、私たちはマスクを外しているのでしょうか。私たちの前には誰もいないからです。だからマスクを外しているんです。それだけです。

こういう時はやったほうがいい、いらないという話ではマスクがわかりやすいです。

マスクは状況がわからない時はずっとつけていたと思います。夏になって、熱中症になったら困るんじゃないかということで、一人で歩いている時や運動している時は外しましょうと国も提案しています。

私個人のことを言えば、普段はマスクはしていないです。道を歩いている時もしません。

では、いつつけているかというと、電車に乗る時やバスに乗る時、職場の部屋に入る時、人がいっぱいいるところに行く時はつけます。

マスクは必要なんですが、ずっとつけていなくてもいい。

手洗いも、「まめに洗いましょう」「よく洗いましょう」と言われても意味がよくわからないですね。ひたすらゴシゴシ洗うことを考える人もいれば、「1時間に何回洗えばいいのですか?」と質問してくる人もいます。

そうではなく、手を洗うなら、ご飯を食べる前やトイレに入った後など絶対やった方がいい時と、何かを触ってしまって気になるのだったら、顔を触る前に洗えばいい。そういうことがわかってきました。

手洗いでは、「タッチ&リセット」という考え方があります。

いろんなところを触るとします。そこに仮にウイルスがいたとしても、触った後に、他を触ったり自分を触ったりする前に、アルコールで消毒したり、手を洗ったりしたら大丈夫ということです。そこでリセットができます。

マスクやフェイスシールドどう使い分ける?

ここで司会の祝さんから質問が投げかけられた。

「我々は最初、撮影現場でフェイスシールドをしたり、マスクをしたり、マウスシールドをしたり、みんなやっていました。使い分けについて教えていただけたら」

堀さんが答える。

「昔はマスクは予防のためという考えでする人が多かったです。今回私たちが学んだことは、マスクは自分のしゃべっている時の唾を前に飛ばさないことが重要だ、ということです」

「もちろん、外から飛んでくる他の人の唾の粒がマスクで止められることもあります。完璧ではないのですが、それも効果はないということではありません」

「もし、みんなが同じようにマスクをしてしゃべっていたら、飛ぶ唾の量全体が少なくなります。『マスクってそんなに予防効果はないよね』という人がいたとしても、みんながつければ効果があるということなんです」

次に、透明なプラスチックの板で顔や口元を覆うフェイスシールドやマウスシールドはどう使うのだろうか。

「混乱していた時は結構使っている人がいましたね。みなさん今、『前ほど使ってないな』と気づいていると思います。みんなが『いらないみたい』と気づいているのだと思います」

堀さんはフェイスシールドの目的をこう話す。

「基本的に目を覆うものです。目も粘膜です。マスクは口と鼻まで覆ってしまいますが、目はカバーしていません。医療機関では特定の状況のときに使います。まさかみなさんが病院外でこんなに使うとは思っていませんでした」

「マスクの代わりではないので、医療者が使う時はマスクもしてフェイスシールドもつけます。病院で目を保護する時とは、例えば寝たきりで自分で痰を出せない患者さんの口の掃除をする時などに使用します。でも逆に自分で動いて歯も磨いてご飯も食べて話している患者さんにはいらないです」

それなら映画を作る現場で、どんな時ならフェイスシールドはいるのだろう。

「可能性があるのは二つです。一つはメイクさんです。顔が呼吸を感じるほど近くなることがあります。使ってもいいと思います。真正面で顔を近づけないならば本当はいらないかもしれませんが、使いたいときに使えるよう準備はあってもいいかもしれない」

「マスクをつけると困る人がいるということをみなさんから学びました。女優さんの顔に万が一マスクの跡がついたら悲しい」

「そういう人はマスクの跡を残さないために他の人とは距離をとるとか、使いたかったらフェイスシールドを安心のために使ってもいい」

「私は今、『安心のため』と言いました。『感染予防のために使ってください』とは、感染症が専門の私は思わないのです。だけど『みんながいるところで私は不安だわ。私は演技のプロとして体調を崩すのも嫌だし、マスクはできない』と女優さんが思うなら、安心のために使っていいと思います」

マウスシールドは口元を見せる仕事、より音を聞き取りやすくした方がいい人たちに勧めている。

「例えば司会をする人たち。距離をとっていても気をつけましょうという人が場面で分けて使っていただけたらいいと思います」

キスシーンは? 怒鳴り合うシーンは? 濃厚接触の乗り切り方

さらに、キスシーンや対面で怒鳴り合うような、「濃厚接触」のシーンを撮る時、どう対策を取ればいいのかも問いかけられた。

堀さんは「色々なやり方があると思います」と述べる。

「原則、『〜は絶対ダメ』ということは実はあまりない。やるのなら、こういうことをしたらリスクが減りますよとお話しています」

「例えば、現場レベルで今すぐできることにうがいがあると思います。うがい液を使いたかったら使ってもいい。もし口の中にウイルスがいるとしたら洗い流すという一時的な効果は確かにある。ゼロにはならないですが、リスクは下げられます」

シナリオの工夫も考えられる。さらに、感染しないように、撮影までの期間の生活を気をつけるという手もある。

「外食も飲み会も感染しないように行うこともできるし、撮影の10日前は外でそういう場所に行くのは止めるという努力をお互いにすることもできます」

「アメリカでは、2週間ぐらい前から俳優と撮影スタッフを広い合宿センターのようなところにこもって外と接しないようにする。さらに最後に検査をして大丈夫だと確認する。これは究極だと思いますが、リスクを最大限下げる現実的な対策としてはありかなと思います」

飲み会だってリスクを下げてできる

「Go To旅行も、ご飯会も、友達と飲みに行くこともできるのです。しかし、これはやっていいか悪いかの議論になってしまっています。感染した人に批判の目を向けるのが流行中は嫌なことでした。そこまで言うならば、安全にできるようになぜ助けないのでしょう」

堀さんの外食での予防法はこうだ。

「例えば5人で集まるよりは、3〜4人にする。座るとわかるのですが、普通の声で喋ることができるのは4人までなんです。それ以上だと離れた人と話すのに大きい声になる。そうすると通常以上に飛沫が飛びます。4人の席にもし二人なら、斜めに座るなどの工夫ができます」

メニューの選び方も工夫できる。

「大皿から取り分けて顔を近づけるよりは、それぞれのお皿で食べる方がいい。いろんな工夫があると思います」

飛沫はどれぐらい飛ぶのかという質問には、こう返す。

「声の大きさに比例します。もし感染者が周りにいたとして、濃厚接触と言われる国の基準があります」

  1. マスクを二人とも外している
  2. 対面で1メートル以内の距離
  3. 15分以上話す


「このほか、換気や症状などもあわせて総合的に判断しますが、意外とそこまでにはならないのです。やってみたらわかるのですが、1メートルを超えて踏み込んでくる他人は結構うっとうしいです。キスしてもいいぐらい好きな人なら近づくでしょうけれども、職場の大嫌いな人なら一歩下がりますね」

「今はみんなマスク外さないでしょう? 特に人がいる時はマスクをしているんです。たくさんの人が濃厚接触してしまった、とならないのも、一緒にいたくらいではほとんどが感染していないのもこのためです」

家庭内感染を防ぐには?

しかし、帰宅すれば家の中ではマスクはあまりしていない。

「家庭内感染はマスクを外しているから起きるのであって、家族だから感染しているのではありません。居酒屋もなぜリスクが高いかと言えば、音楽や周りがうるさいので声が大きくなる。とりわけのメニューが多い。仲良しだから話が盛り上がる、という要素が挙げられます」

「フランス料理のコースを食べている人は感染しないのです。静かなクラシック音楽しか流れていなくて、普通の声で話せて、大きい声で話すと恥ずかしい場所です。料理は手を出さなくてもめいめいに運ばれてくる。黙々と食べながら日常会話で、席と席の間に距離もある」

だが、外食で感染しなくても、家庭でも食事はする。堀さんは「家族全員が感染した事例もなくはない」と紹介しながら、こう話した。

「お父さんだけ感染していない事例では、お父さんは普段みんなが寝静まった時に帰ってきて、起きる前に仕事に出るような場合です。『同居はしているけど、ひとり暮らし』みたいなお父さんの感染リスクは低いわけです」

「誰も感染しなかった事例では、『会話はほぼLINE』という家族もいました。嫌い合っているわけではないけれど、生活リズムが合わない」

「毎日のようにハグしてチュッチュとキスする夫婦はうつるかもしれないけれど、30年間ぐらいセックスレスで、おはようぐらいしか言わない接触レベルだと感染はおきていない」

「恐怖で煽られて、濃厚ってそもそも何? 接触って触ること?といった日常生活での具体的な感染リスクが初期はわかりにくかった。コロナは、マスクを外して、対面にいて、近い距離にいたか、がポイントです」

「そう考えると、みなさんがロケバスに乗る時、正面を向いてマスクを外して喋るかと言えば、多分喋らない。満員電車と同じか、窓が開いている分よりリスクは低いと思います」

「満員電車もうつらないのはなぜかと言えば、乗客は、寝ているか、スマホをいじっているか、本を読むか、喋らないでマスクをしているからです。ロケバスについて聞かれた時に『大丈夫です』というのは、遠足のようにわいわい喋らないからです」

誰か一人でも発熱者が出たらどうする?

撮影現場で恐れられているのは、誰か一人でも発熱者や感染者が出た時だ。

「撮影を止めなければいけないのか、どれぐらい止めなければいけないのか。どのように対処すればよろしいでしょう?」と司会の祝さんが尋ねた。

「最初は不安や混乱が大きかったため、例えば病院で感染者が出た場合、外来を2週間止めたりしていました。病院が2週間しまってしまうと地域の人はすごく困るわけです。初期には今から思えば過剰な対応をしていました」

新型コロナについてわかってきた今、対応は変わった。

「今はどうしているかというと、感染している人が一人職場でいた場合は、濃厚接触した人だけは自宅待機やテレワークをしてくださいとご協力をお願いしますが、他の人には行動制限がかかりません」

「感染した人がいるとわかるとみなさん消毒したくなります。最初は天井や壁まで消毒していましたが、そこまでしなくていいウイルスとわかったので、今はその人のテーブルや、使っていたパソコンや電話機、触ったかもしれない電子レンジや冷蔵庫の取っ手など限定的なところだけふきます。エレベーターもです。それで消毒自体は終わりです」

つまり、感染者が出たからといって、職場の業務を全て止めなくてもいい。

「すごく大事なのは、濃厚接触者にならないということです。感染する人はこの先も出ますけれど、せめて一人ぐらいにしたい。そのために、真正面で話す時にはマスクを外さないでいただきたい。マスクせずに仲良く一緒にご飯が食べるときはお互いの距離をあけていただく。そういうことが大事です」

検査は使える? 安易な検査はパニックのもと

映画のプロダクションの中には、撮影前に全員に抗体検査を受けさせるところもあるという。

今、感染しているかどうか調べるPCR検査、精度は落ちるがすぐに結果の出る抗原検査、過去に感染したことがあるかどうかを調べる抗体検査など、検査も様々だが、安全に仕事を続けるために無症状の人への検査は役立つのだろうか?

「なんでも良い面と、どうかなという面と両方あります。抗体検査は、感染したかどうかわかると思うかもしれませんが、大事なのは、結果がわかって何をするのかということです」

「結果がわかったとしても、何もしないならいらない検査です。抗体検査の結果がわかったら主演女優になれるなら意味があるかもしれませんが、そのようには使えません。感染した後にずっと反応が出たらいいのですが、数ヶ月で消える人たちがいると報告されています」

「消えた後に検査して陰性なら、かかったことがないのか、消えたのかがわからない。当初、抗体があったら二度とかからないのでは?という期待もあったのですが、最近は違うタイプのウイルスにもう一度かかるという報告も出てきています」

「でもみんながそうなのかはまだわかりません。はっきり言えないことが多く、また情報はどんどん変わっています」

「だから、抗体検査を何に活用するかは前もって十分な検討が必要です。ただ、結果がわかってホッとしたという人もいるので、私は抗体検査を否定はしません」

「Jリーガーやプロ野球選手がやっている検査を見て、やったほうがいいのかなと思うと思いますが、あれは今感染しているかをみる検査です。やるなら、もし陽性だったらどうするのかを決めておいてからやってください。少なくとも結果によってその人を不利に扱ってはいけません」

逆に陰性だったらどう考えるのか。

「本当に『陰性でよかった〜!』なのか、2日前に感染したばかりの潜伏期間で反応していないだけなのか、あるいはウイルスが少ししかいなくて引っかからないだけなのか、実はよくわかりません」

「検査が色々出てきた今も、100%正解という検査はないのです。だから、やるのなら、その解釈をどうするかを準備してからじゃないと危ないと思います」

「今はみんなが検査をやりたいモードになっていて、社員全員にやる企業も出てきています。陽性の人が見つかった場合、そこからどうするかを決めず、『感染した人が出た!』と大騒ぎしたり、その個人情報を社内全体に漏らしてしまうようなケースもあります」

「感染症は広がらないのに、不安や個人情報だけ拡散している。その情報そのもので不安になった皆さんの気持ちを収めることのほうが大変です」

多くのスタッフに予防策を徹底させるには?

テレビ局や大手の撮影現場では医療従事者を対策委員として置いて、みんなが衛生対策を徹底しているか、目を配ることがある。そんなことができない独立系の映画人たちはどうすべきだろうか?

「大人数にあることを浸透させるのは難しい。例えば病院で『新たに感染予防策を変更する』と全員メールを流しても全員は読んでくれないし、読んだ人がやれるわけでもない。交代勤務をしているので伝言ゲームになると間接的に聞いてもよくわからないということになります」

「そういう時は、そのアクションをしてほしい場に指示を書いておくことができます。例えば、メモボードを置いておく。休憩時間には感染リスクが高くなると思うのですが、たばこを吸う時はマスクを外してみんなと喋ります。そういうところに、『喋るなら1メートル以上距離をあけてください』と指示を書いておく」

「休憩の場所に飲み物が置いてあるならば、『先にアルコールで手を消毒してください』というメモをポイントごとに置いておく。医者や看護師を配置する必要はありません」

医師や看護師はどんな職場でも感染対策の有効なアドバイスをできるかというと疑問だと堀さんは言う。

「医療者は、医療機関のことはよくわかっていますが、他の業種の人のライフスタイルや業務のことがわからないとアドバイスできません。もう一つ、注意しなければいけないのは対象の違いです。医療の現場で高いレベルの対策が求められるのは、病気の人、感染症が命に関わるような人たちをケアしているからです。」

しかし、日常生活で感染対策をする上で大事なのは、対策の高度さではないと堀さんは言う。

「大事なのは続けられるか、だと思います。ある対策が理想だとしても、1時間しか続けられず、3週間続けられないものならばみんなそのうちやらなくなってしまう。『自分たちのことを思って作られたプランでこれなら頑張れそうだ』と思ってもらう必要がある」

「現場に意見を聴きながらやり取りして決まったものについては多くの人が協力するでしょう。でも、どこかの偉い教授が考えたというものがポンと降ってきたら、『ぼんやりしてよくわからないからまあいいか』と放っておかれます」

堀さんが勧めるのは、現場の人たちが自分たちの業務を自分で言葉に書き起こすことだ。

「例えば、メイクさんならこう、照明さんならこうと業務を書いていって、どこかに何か対策をしていったほうがいいのか分析したら、専門家を置かなくてもいい。そのノウハウがみんなに広まればいいのだと思います」

「みんなで不安なことを出していって、みんなで考えたというプロセスがみなさんを強くします。コロナだけでなく、今後も別の新しい感染症が出る可能性があります。その時に、業務を止めずに済むようになればいいなと思います」

【堀成美(ほり・なるみ)】 感染症対策コンサルタント

神奈川大学法学部、東京女子医科大学看護短期大学卒業。民間病院、公立病院の感染症科勤務を経て、2007〜2009年国立感染症研究所 実地疫学専門家コース(FETP)修了、2009〜2012年 聖路加国際大学・助教(看護教育学/感染症看護)、2013年より国立国際医療研究センター国際感染症センターに勤務(感染症対策専門職)。2015年4月より国際診療部・医療コーディネーター併任。

2018年よりフリーの感染症対策コンサルタント。東京都看護協会、東京都港区でも感染対策のアドバイザーをしている。

東京学芸大学大学院 博士課程満期退学(教育学修士)、国立保健医療科学院 (健康危機管理、Master of Public Health)修了。

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