「新社会人の私を支えてくれた、私の先輩へ」という漫画が話題になっています。




上司が変わったことをきっかけに状況は一変します。








そんな窮地を救ってくれたのは、先輩でした。






「褒めてくれる人がいるほうへ行こうよ!」




「ゆくゆくは絵を描く仕事に就きたい」
そんな夢を秘めながら、貯金づくりのために就職したトケイさん。
新社会人として悩み、苦しむことがある中で、支えてくれた会社の先輩の姿や言葉が胸に響きます。
このマンガを投稿したツイートには、8万件以上のいいねが集まりました。
読み終わった人の中には「涙があふれました」「こんな素敵な先輩に出会いたい」などたくさんのコメントが寄せられています。
マンガの背景について、作者のトケイさんにお話を伺いました。
ーーこの漫画が沢山の人に読まれ、多くの反響があったことについてどのように感じていますか?
まさかここまでとは想像もしていませんでした。
コルクラボ マンガ専科の講座で自分の本当の気持ちと向き合えたこと、伝えたい気持ちを整理できたことが今回につながったのだと思います。
講師の方々と何より先輩に感謝の気持ちでいっぱいです。
ーーコメントもたくさん寄せられていましたね。中でも特に印象的だったコメントはなんですか?
やはり先輩を褒めていただけるコメントは嬉しかったです。
大好きな先輩なので、他の方が素敵だと言ってくださるとわたしも嬉しいです。

ーー先輩と出会ったばかりの時「絵を描く仕事がしたい」という夢を打ち明けていましたが、先輩のどの部分を見て「この人には話してもいいかな」と思ったのでしょうか。
私だけでなく、社内みんなの頼れるお姉さんという先輩だったのと、一緒に行動することが多かったのもあり、話しているうちに自然と自分の本当の気持ちも吐露していました。
先輩の力によるところが大きいかも知れません。

ーー「ああ、ダメかもしれない、もう死んでしまいたい」という状態にトケイさんが陥ってしまった時、先輩が声をかけた場面が印象的でした。トケイさんの当時の心境はどうでしたか?
お互いほぼ同じ状況下に置かれていたというのもあり、よく2人でご飯に行きました。
その都度たくさん話をして、その度に救われていました。
先輩にとってはただ後輩とご飯を食べただけかも知れませんが、ご一緒できるのが本当に嬉しくて楽しみでもありました。

ーー先輩との出会いは、今のトケイさんにどのような影響を与えていますか?
さっぱりとした気持ちの良い方でありながら、ものすごく情の深い方でもあり、こんな大人になりたいなと仕事をしているといつも思います。
自分はまだ甘えと生意気な部分が多分にあるので、先輩というお手本を見習っていきたいなと常日頃思います。
明確なお手本だとも感じるので、自分の目標が可視化できているようでとてもありがたいです。

ーー当時のトケイさんのように、誰に頼ればいいかわからず、八方塞がりな状態になってしまった方へ伝えたい言葉があれば教えてください。
とにかく休むことが大事だと思います。
私は以前友人が鬱になった際に「辞めた方がいいよ」と何度も言ってしまいました。
でも自分が追い詰められてわかったんですが、休むことも辞めることも判断できなくなって、日々訳もわからず泣きながら「たすけて」って布団の中でうわ言のように呟くのが精一杯でした。
その状況を解決するには、私はとにかく時間が必要でした。
その内「どうにもならない自分」がいるんだなということをだんだんと理解していって、そこで初めて他人を頼れました。
人間追い込まれるとほんとにだめです。
だめなもんはだめなので、無理に何かしようとなんかしなくていいと思います。
身体と心がバラバラになると、さらに治すのに時間がかかるので、どうかこれ以上おかしくなる前にストップかけるのがありかと思います。
大丈夫!そのままでも十分素敵です。
ケセラセラ!なんとかなりますとも!
トケイさんのTwitterには、今回のおまけ漫画がアップされています。気になった方はチェックしてみてくださいね!
「新社会人の私を支えてくれた、私の先輩へ」 おまけ漫画(1/2) #コルクラボマンガ専科 #トケイマンガ