おじさんでも歌える"今どきバンド"見つけた!
生まれ変わるならリーマンマイク、28歳OLです。
カラオケ好きな私が、この世で一番怖いこと
広告代理店で4年間勤め上げる間、仕事もそこそこにカラオケに真剣に向き合ってきました。(前記事「カラオケ1曲目の正解って?」)
そんな私がカラオケで最も恐れていること、それは…
若手がカラオケで引っさげてくる新曲です。

人よりカラオケの場数を踏んでいる自負があるだけに、新曲に出会った時のパンチはかなり痛烈…。知らない曲で盛り上げてくる若者に恐怖すら感じます。
しかし、そんな私を救ってくれた恩人がいるのです。
それが、ネバヤンです。
……ネバヤン???

Never Young Beach(ネバーヤングビーチ)、通称ネバヤン。5人組の日本人アーティストです。

若手アーティストの明暗は夏フェス出演数に比例するという説がある中、ネバヤンは今年『Green Room Festival'18』のメインステージに抜擢されたほか、『METROCK2018』『SUMMER SONIC2018』と大忙し。
まずはネバヤンの代表曲をお聴きください。
明るい未来 / Never Young Beach
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……なんて聴きやすい!!

彼らの音楽って、平成生まれの男の子たちが作ったとは思えないほど懐かしく、優しい空気が漂っているんです。
「メロディが複雑」「歌い出しが分からない」「英語のラップがある」なんて、そんな最新のヒット曲にあるあるなワナが一切ないのでご安心を。
特に注目したいのが歌詞
「コーヒーが飲めるようになった」「駅前のパン屋がそろそろ開くから行こうか」など、素朴で些細な日常をを綴る歌詞が彼らの特徴。うん、これはカラオケでも歌いやすそう!
そして昭和歌謡のような歌いやすさ

ネバヤンの楽曲を表現するとき、ゆるやかで懐かしいメロディが「加山雄三っぽい」と評されることがあるようです。
優しい曲調と、日常の幸せを歌う歌詞…
まさに的を射た表現だと思います。
実はカラオケはビジネスの縮図
28歳の私ですら、新入社員やインターンの学生たちとのカラオケは恐怖心を抱いてしまうほどですから、若者とのカラオケに戸惑う人たちって案外多いんじゃないかと思います。
そんなとき、さりげなくデンモクを手に取り、さらりとネバヤンを歌えたら…カラオケを乗り切るだけでなく、世代を超えた共通の話題が一つ増えるかもしれません。

歌が上手い人=カラオケ上手!と思われがちですが、その場で最適なものを短時間で判断し、全員が気持ちいい最大公約数を探すスキルこそが真のカラオケ上手だと私は信じています。それって仕事も同じだなあと。
まずは通勤中のBGMをネバヤンに変えて、鼻歌から始めてみませんか?
新しい歌を覚えると、いつものカラオケがもっと楽しくなるはず!!
Writer / Moeno Morimoto
Illustration / Shoko Kawai