第2章:盗まれたiPhoneは中国に行った。そして使っている男を突き止めた。

    信じられないようなホントの話。

    <ここまでのあらすじ>

    ある夜、バーで飲んでいたらiPhoneを盗まれた。仕方なく、新しいiPhoneを買うと、そこには見知らぬ男の写真がいっぱい流れてくる。どうやら、僕の盗まれたiPhoneは中国に行っているようだった。(第1章 / 第3章)。

    気づくと、僕は有名になっていた。

    BuzzFeedに「私の電話に出てくるこの男性は誰?なぜ彼の写真は、私の電話に表示されるのか?(英文)」という記事を書いた。それで終わりだと思っていた。

    記事は翻訳され、あっという間に中国の人に広がっていった。その人たちは、例のオレンジの男を見つけようとしていた。

    中国のTwitter、微博のトレンディングに入ってしまった。

    「中国で有名になっているよ!」というツイートが僕に殺到した。

    数時間後、オレンジの男がついに見つかる。

    微博のアカウントを作ると、その日のうちに5万人以上のフォロワーがついた。1週間で10万人以上に…。

    そして、僕の盗まれたiPhoneを持つ男、通称「ブラザーオレンジ」と話し始めた。

    微博は、その男に「ブラザーオレンジ」という名前を与えていた。中国文化では「兄」は敬意を表す言葉です。兄弟とは親愛なる関係にある友人同士のことを指す。「オレンジ」は自撮り写真に写っていた木に由来する。

    ブラザーオレンジとメッセージの交換を始めた。中国のインターネットユーザーが見守る中、彼は私を中国に招待した。

    ブラザーオレンジはOKした。

    微博に投稿して遊んでみた。

    多くの人が私に英語を教えてくれと言ってくる。僕はビデオを作り始めた。

    彼らは逗比(doubi、おバカで面白い人)と僕を呼び始めた。山ほどコメントが来る。逗比はミスター・ビーンのような人のことを意味するらしい。受け入れるしかない。

    ブラザーオレンジと微博で会話を続けた。

    こんにちは、中国!

    第3章に続く〜

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