山火事が襲った街に残る爪痕の数々。米西海岸で過去最悪の被害

    アメリカ西海岸で、大規模な山火事が多発している。多くの住民が避難したが、一部は自宅に戻ることを許され、その被害の深刻さを目にした。

    アメリカ西海岸を、大規模で多数の山火事が襲っている。各地の住宅街にも被害が及び、焼失面積は過去最悪を更新した。

    避難した住民の一部は、自宅に戻ることを許され、初めてその被害の深刻さを目にした。ツイッターユーザー @joshua_cottrellは、母親が所有する小屋が「溶けたガラス・金属・プラスチックがまとまった約20センチの厚みの塊」になっていたと投稿した。

    We finally got unrestricted access to my mom's property after the fires. That flat area was once a cabin. Everything fused into an 8 inch pile of melted glass, metal & plastic. Despite all the destruction it seems like all the redwoods survived. No way to know yet but hopeful.

    「山火事の後、やっと母親の私有地に戻る許可が下りた。この平坦な場所には、元々小屋があった。全部が溶けて、ガラス・金属・プラスチックがまとまったただの約20センチの厚みの塊になっていた。ここまでの被害が出ていても、レッドウッド(セコイア)は生き延びたみたい。まだ確信はないけれど、そう願っている」

    山火事が到達した他の住宅地でも、熱で姿を変えてしまった様々なものが、山火事の脅威を物語っている。

    1. モーテルの看板

    2. 仮設トイレ

    3. 街頭

    4. 共和党の看板

    5. フェンスにかかっていた看板

    6. 車から溶け出した金属

    7. 溶けた車のタイヤ

    8. 車のハンドル

    9. 車の後部座席の窓

    10. タイヤや窓が溶けてしまった車

    11. 遊具

    12. バスケットゴール

    13. ダンベル

    14. 溶けて固まった金属

    15. 道路標識

    16. 書類ケース

    17. ガソリンスタンドの看板

    18. 製氷機だけが残った売店跡

    19. 折れ曲がった柵

    20. 鉄道車両

    21. トレーラーハウスの残骸

    22. トラック

    23. 金の指輪

    24. 郵便箱

    25. キッチンカー

    26. 瓶に貯めてあった硬貨

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子