トランプ氏の挑発発言に、ネット冷や汗「隣国を怒らせないで」→各国トップは“皮肉の効いたコメント”で反論

    1月20日、第47代アメリカ大統領に就任するトランプ氏。隣国カナダやメキシコに対し、過激な発言を繰り返し、物議をかもしている。

    今月20日、第47代アメリカ大統領に就任するトランプ氏。隣国カナダやメキシコに対し、過激な発言を繰り返し、物議をかもしている。

    1月6日、トランプ氏は自身が創設したSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「カナダの多くの人々は、カナダがアメリカの51番目の州になることを望んでいる」と投稿

    続けて、カナダを併合したかのような「ネットミーム」画像を投稿し、大きな反発を呼んだ。

    トランプ氏はカナダ以外に、メキシコに対しても挑発的な発言をしている。

    トランプ氏は7日に行われた記者会見で「メキシコはたくさんの問題を抱えている。とても危険だ」と発言。

    「近い将来、我々はメキシコ湾の名前を“アメリカ湾”に変更する予定だ」「アメリカ湾。なんて美しく、ふさわしい名前だ」と持論を展開した。

    一連の過激の発言に、SNSでは「就任前なのに、すでに恐ろしいことが始まっている気がする」「新年早々不謹慎だ」「なぜ隣国を同時に怒らせようとするんだ」などの声が上がっていた。

    Trump: "We're going to be changing the name of the Gulf of Mexico to the Gulf of America."

    (He's serious.) pic.twitter.com/qHB7A7aqzm

    — Aaron Rupar (@atrupar) January 7, 2025
    Twitter: @atrupar

    これに対し、各国の首相や大統領が声を上げている。

    今年初めに辞任の意向を発表したカナダのトルドー首相は、CNNのインタビューで、トランプ氏の過激な発言についての見解を述べた。

    Tapper: President-Elect Trump has been talking about making Canada the 51st state. 

    Trudeau: That's not going to happen. Canadians are incredibly proud of being Canadian. One of the ways we define ourselves most easily is, well, we're not American. pic.twitter.com/4PHmxJvjP1

    — Acyn (@Acyn) January 9, 2025
    Twitter: @Acyn

    「(カナダがアメリカの一部になることは)絶対にあり得ない。カナダ人はカナダ人であることに、大きな誇りを持っている」

    「私たちが自分たちを定義する最も簡単な方法のひとつは、『私たちはアメリカ人ではない』。それだけです」

    「私たちは誇りを持っている。だから、この発言に影響は受けません」

    「私が思うに、トランプ氏は過激な発言で人々の気を逸らそうとしている」

    「非常に巧みな交渉者であるトランプ氏は、過激な発言を繰り返し、石油やガス、電気、鉄鋼、アルミニウム、木材、コンクリートに対する25%の関税の話題から、人々の気を逸らそうとしているのです」

    「彼がこれらの関税を進めれば、アメリカの消費者がカナダから購入するすべてのものが突然、大幅に値上がりするでしょう。私たちはそこに注目すべきです」

    メキシコの初の女性大統領、クラウディア・シェインバウム氏も、トランプ氏の「アメリカ湾」発言に反応した。

    Wowww ‼️ Mexican President Claudia Sheinbaum responds to Trump on his proposal to change the name of the Gulf of Mexico — and points to a 17th century map of greater México.

    “We are going to call it América Mexicana. It sounds pretty, no?”

    pic.twitter.com/VBQQkQbO2l

    — David Adler (@davidrkadler) January 8, 2025
    Twitter: @davidrkadler

    ロイター通信の報道によると、シェインバウム氏は定例記者会見に、17世紀初頭の北米の古地図と共に登場。

    当時の地図に書かれている通り、アメリカを含む北米大陸全体を「メキシカン・アメリカ(アメリカ・メヒカーナ)」という名称に変更するよう対案を提示した。

    さらに、トランプ氏の発言に対抗し「メキシカン・アメリカ、美しい響きではないか」と冗談を飛ばした

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン