「腰をやらない荷物の持ち方」を紹介するマンガがためになると話題です。
元トラックドライバーのぞうむしプロ合同会社さん(@zoumushi6)がTwitterに作品を投稿したところ、3.5万回以上リツイートされ、11.3万以上の「いいね」が集まりました。
リプライ欄では「マジでこれは大事」「誰も教えてくれなかった」「知らなかったのでためになりました」と大きな反響が寄せられています。
注目の作品がこちらです。
腰をやらない荷物の持ち方

腰で持ち上げると腰を痛めてしまうため、荷物を持ち上げるときは、まず荷物を身体に寄せて、背筋を伸ばし、足で上げると良いそうです。
BuzzFeedは投稿者のぞうむしさんに話を聞きました。
トラックドライバーとして働いていた経歴を持ち、現在は当時の経験などをもとに、物流や怪談にまつわるマンガを投稿しているぞうむしさん。
今回投稿された作品も、ご自身の経験を生かして、業界の人が共感できたり、ちょっとしたトリビアとして読んでもらえたりできればと思い、描いたのだと言います。
実際、マンガで紹介した持ち方は実際、物流業界ではメジャーな方法なのでしょうか。
「痛めない方法としてはメジャーですが、実践している人は少数だと思います。物量が多い場合などは、この持ち方だと動きが増えて作業スピードが落ちてしまうのが理由だと思います」
リプライ欄では様々なコメントが寄せられました。
「仕事でこの上げ方を散々叩き込まれたので今まで腰痛になったことありません」
「若いから大丈夫って思ってると歳いった時それまでの反動が間違いなくきますからね😣製造現場ではこれにプラス、腰より低い位置になるべく物を置かない(蹲踞の姿勢をとらない)って言う教えがあります🙂」
「ごく軽いものでも腰をやる人がいます。漫画の姿勢がベストです。
ぎっくり腰で結構聞くのが「顔を洗うとき」です。これは屈むときに膝を曲げると予防できるそうです」
「体力に自身のあった20代に過信して、腰を痛めて自分の腰痛に合った治療をしてくれる整形外科や鍼灸院等を探して、10軒以上通いました」
やはり荷物と腰は切っても切り離せない、あるあるな問題なんですね。
「どうぞご自愛ください!」
マンガを読んだ人に向けて、ぞうむしさんからメッセージをいただきました。
「どんなに気を付けていても、痛めてしまうことはあるので、どうぞご自愛ください。読んでいただき、本当に嬉しいです!」
大きな反響が寄せられたことには、「ただただ驚いています。本当にありがたいことです」と話していました。
軽いものから重たいものまで、誰もが荷物を持たなければならない時があると思います。
「まだ若いから」「自分は大丈夫」と頑張ることも良いですが、普段の持ち方を少し工夫して、少しでも腰への負担を軽くしてみませんか。