まじか…! 「砂をかむよう」の意味、50%以上の人が誤用してるって知ってた?
普通に間違えてました……
突然ですが、問題です

1 悔しくてたまらない様子
2 無味乾燥でつまらない様子
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正解は……
2 無味乾燥でつまらない様子
意外と間違えられている「砂をかむよう」の意味
日常生活や文章の中でよく使われている「砂をかむよう」という言葉。「試合に負け、砂をかむような思いがした」など、「悔しくてたまらない様子」という意味で使っている人も多いのではないでしょうか。実はこの言葉、とっても誤用が多い言葉なんです。
砂(すな)を噛(か)むよう の解説
あじわいやおもしろみが、まったくないたとえ。「砂を噛むような味気ない食事」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
デジタル大辞泉によると「砂をかむよう」の意味は「あじわいやおもしろみが、まったくないたとえ」。実は全く違った意味の言葉だったんですね……!
50%以上の人が間違っているというデータもあります
文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の平成30年度調査では、「砂をかむよう」の意味を「悔しくてたまらない様子」だと思っている人が56.9%、「無味乾燥でつまらない様子」だと思っている人が32.1%というデータが出ています。
半数以上の人が誤用しているなんて、驚きですね……! みなさんは、正しい意味を知っていましたか……?