突然ですが、問題です

けっこう間違えられている「奇特」の意味
日常生活や文章の中でたまに使われている「奇特」という言葉。「奇妙で珍しいこと」という意味で使っている人も多いのではないでしょうか。実はこの言葉、とっても誤用が多い言葉なんです。
き‐とく【奇特】 の解説
1 言行や心がけなどがすぐれていて、褒めるに値するさま。「世の中には奇特な人もいるものだ」
2 非常に珍しく、不思議なさま。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
デジタル大辞泉によると「奇特」の意味は「言行や心がけなどがすぐれていて、褒めるに値するさま」。実はまったく意味が違う言葉だったんですね……!
約30%の人が間違っているというデータもあります
文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の平成27年度調査では、「奇特」の意味を「奇妙で珍しいこと」だと思っている人が29.7%、「優れて他と違って感心なこと」だと思っている人が49.9%というデータが出ています。
約3割の人が誤用しているなんて驚きですね……! みなさんは正しい意味を知っていましたか……?