突然ですが、問題です

けっこう間違えられている「琴線に触れる」の意味
日常生活や文章の中でたまに使われている「琴線に触れる」という言葉。「怒りを買ってしまうこと」という意味で使っている人も多いのではないでしょうか。実はこの言葉、とっても誤用が多い言葉なんです。
琴線に触・れる の解説
《琴線は、物事に感動しやすい心を琴の糸にたとえたもの》良いものや、素晴らしいものに触れて感銘を受けること。「心の―・れる」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
デジタル大辞泉によると「琴線に触れる」の意味は「良いものや、素晴らしいものに触れて感銘を受けること」。実は全く意味の違う言葉だったんですね……!
約3割の人が間違っているというデータもあります
文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の平成27年度調査では、「怒りを買ってしまうこと」だと思っている人が31.2%、「感動や共鳴を与えること」だと思っている人が38.8%というデータが出ています。
約3割の人が誤用しているなんて驚きですね……! みなさんは正しい意味を知っていましたか……?