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花粉を撒き散らかすスギたちに謝罪会見を開いてもらった

No more 花粉

すっかり春の陽気の今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

そろそろお花見の季節だな〜!なんて浮かれている人には申し訳ないのですが、一言だけ、言いたいことがあります。

そう、春は花粉症患者にとって地獄の季節。

うちの社内でも「朝起きた瞬間からくしゃみが出る」「毎日が辛い」「花粉は森へ帰ってほしい」などのやりとりが毎日のように行われています。

マスクがないと生きていけないなんて、この国はいつのまに腐海になっちゃったの?と毎日憤っていたのですが、最近ある思いが芽生えてきました。

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こんなに人を苦しめているんだから、謝罪のひとつでもしてもらわないと気が収まらない。スギやヒノキに謝ってもらいたい。

ということで、謝罪会見の会場を作りました。

皆、花粉に対する恨みが積もりに積もっているとのことで、颯爽と参戦してきました。入念にカメラを準備し、資料を読み込んでいます。

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花粉側にも「本気でいく」との回答をもらっています。

待つこと数分…

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出揃った花粉株式会社の経営陣(右からスギ、ヒノキ、ブタクサ)。カメラのフラッシュが激しくたかれます。

鬼気迫る記者陣。いいぞ!もっとやれ!撮ってやれ!新聞の一面に載せてくれ!

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「カフントンポストです。今年の飛散予測をお聞かせ願えますか」

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ヒノキ「えー、私ども、今年はすこぶる調子が良く…多めの放出を予定しておりまして…」

スギ「我々のピークは3月上旬ごろ、やはり例年より多めの可能性もございます…」

濁してはいますが、つまり、たくさん花粉が飛ぶようです。記者席から落胆の声が上がります。ちくしょう!

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「ハナフィードジャパンです。ヒノキ取締役にお聞きしたいんですけれども、花粉の飛散を森だけに止めることはできないのでしょうか?

花粉症患者の言いたいことをズバッと聞いてくれました。

ヒノキ「ええ…我々といたしましても、あえて人里におりているわけではなく、風向きや、風の強さについてはどうにもならないのが現状でございます

言われてみれば確かにその通りとしか言いようがない答えが返ってきました。

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「週刊ブレス・ユーです。では、花粉以外での繁栄方法は検討されていないのでしょうか?

エンジン全開の質問です。

「ヤベえ質問がきたな〜」という顔で視線を彷徨わせます。

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スギ「ですので、今すぐの解決には結びつかないかと思います」

確かに繁殖方法を変えるなんて荒技、できたとしても気が遠くなるほどの年月がかかりそうです。なんだか花粉症の記者達よりスギたちの方が冷静に思えてきました。

ハクション大新聞の記者による質問。花粉症患者への謝罪を求めているようです。

ブタクサ「本当に申し訳ないと思っております。ただ、我々にも種族の繁栄というものがございまして…」

言葉に詰まるブタクサの横から、ヒノキが口を開きます。

ヒノキの発言に煽られた、ちり紙TVの記者が猛然と立ち上がります。

「僕たちだって、この鼻さえなければね、みなさんにこうして会見を開いていただくこともないんです!でもね、鼻はあるんですよ!」

「お怒りの気持ちはわかります、ただですね……」

カタカタ…とパソコンを打つ音が止まりました。

こうして会見は幕を閉じました……が……

一体、わたしたちは、なにを……?

「花粉を飛ばすやつらに謝ってもらうぞ!」と憤り始まった花粉謝罪会見でしたが、実際にやってみると、むしろスギたちがかわいそうな気持ちになりました。彼らも、好きで人間を苦しめているわけではないんですよね。

お互い、上手いこと共存していくしかありません。

花粉症患者の皆さん、今年の春も辛いですが、お互い頑張りましょう。

会見の様子は、動画でも配信しています。ぜひご覧ください。

花粉が毎日つらすぎるので、スギとヒノキに謝罪会見をしてもらいました。