
巷で噂の“HiGH&LOW”。テレビCMで見かけるのはもちろん、SNS上でも話題になっています。
HiGH&LOWは、EXILEのリーダーであり、LDHの社長でもあるHIROさんが企画・プロデュースを勤めているプロジェクト。
元々はテレビドラマとしてスタートし、現在は映画の3作目が公開されています。また、4作目の公開も控えているとのこと。
「噂には聞いていたけれど、そんなに人気なの…?」
ということで、実際に観に行ってきました。
挑むのは“応援上映”

今回は、8月19日から公開されている「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」の応援上映を観に行くことに。
応援上映は、声援OK、フラッグ・ペンライトの持ち込みOKという特別上映とのこと。事前にドンキ・ホーテで色の切り替えができるペンライトを購入していきます。
筆者が参加したのは21時開始の回。仕事終わりと思わしきお姉さんや、カップルなど、様々な人たちがニコニコ顏で席に座り、カバンからペンライトを取り出しています。
開幕から「松竹ありがと〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

ついに映画が始まりました。
松竹のロゴが映し出されるとともに「松竹ありがと~~~!!!!」と歓声が飛びます。
配給会社にも感謝する、それが応援上映……!
話は進み、主要人物が登場するたびに「村山さ~~~~~~~~ん!!!!」と名前が叫ばれます。筆者は今回初めてHiGH&LOWを観たのですが、周りの皆さんおかげで「なるほど、この人が村山さんか」と覚えることができました。
また、登場してくるヤンキー達はチームで別れており、チーム毎にカラーが決まっています。

画面に映る人物のチームによって、ペンライトの色を鬼のような速さで切り替える皆さん。手つきがプロです。
「病院行って〜〜〜〜!!!」止まらない掛け声

怒涛の展開で進んでいく映画。飛び交う掛け声に参加しているうちに、基本的な応援スタイルがわかってきました。
1.お母さんのようにたしなめるパターン
キャラ「とうとう死んだか」
観客「そういうこと言わないで〜〜〜〜!!!!!!」
HiGH&LOWは血の気の多いシーンが多いため、「死なないで〜〜!!!!」「気をつけて〜〜〜!!!」「病院行って〜〜〜〜!!!」等の身を案じる掛け声が目立ちました。
2.身元を尋ねるパターン
(むちゃくちゃカッコイイ登場の仕方をするキャラに対して)
観客「誰なの〜〜〜〜〜!?!?!?!」
登場人物は、ほとんど全員がむちゃくちゃカッコイイ登場の仕方をします。後ろ姿で登場したり、スローモーションで登場したり、とにかく勿体つけて登場するので「誰〜〜〜〜〜!?!?!」という掛け声が何度も繰り返されます。
3.タイミングを教えてくれるパターン
(回想に入るシーン)
観客「回想入りま〜〜〜〜す!!!!!」
他の観客「は〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!」
観客同士での掛け合いも多いです。観客「何飲んでるの〜?」他の観客「コーラ!」という連携プレイなど、熟練の技が目立ちました。
4.セリフを盛り上げるパターン
イケメンなセリフを言うキャラ「てめえら後悔すんなよ」
観客「フゥ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
初心者が一番取り組みやすいパターンです。HiGH&LOWには「愛とは誇りだ」「メイクアマニー」「パーリーターイム」など、とにかくイケメンなセリフが鬼のよう出てきます。イケメンなセリフに対して「フゥ〜〜〜〜!!!!」というだけでテンションが上がります。
5.感謝していくパターン
(ナレーション等の状況説明)
観客「説明ありがと〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
HiGH&LOWは初心者に優しく、度々状況の説明をしてくれます。
6.苦労を労っていくパターン
血の気の多い殴り合いシーンが終わった後
観客「お疲れ様でした〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」パチパチパチパチ
HiGH&LOWは血の気の多いシーンが多いため、むちゃくちゃな殴り合いが度々起こるのですが、そのシーンが終わるたびに「お疲れ様でした〜〜〜!!」と拍手をしながら労います。
むちゃくちゃに楽しかった応援上映。

初めての応援上映だったので「ちゃんと応援できるかな…」と不安だったのですが、とっても楽しかったです。
応援上映に何回も参加していると思わしき観客の方が、率先して声を出してくれるので、その方々の掛け声を参考に応援することができました。
楽しく声をかけながら、熱くペンライトを振り、シリアスなシーンはみんなで固唾を飲んで見守る、そんな上映会でした。
来ていたファンに話を聞いてみた!

「今日来ている人って、どんな人たちだろう?」ということで、観客の方にお話を聞いてみました。
3人組のお姉さんたちは、一人がLDHファン。もう二人が若手俳優ファン。
HiGH&LOWの良いところは、「この時代にない男らしさや、熱い友情を感じられるところ」とのこと。
また見所を聞くと「NAOTOくんの腹筋はすごいですね。ライブだったらオペラグラスで苦労してみるのに……」と感慨深げなコメント。確かに上映中、ジェシー役のNAOTOさんが映ったシーンでは「肉体美ー!!!!」という声がかけられていました。
応援上映については「通常の上映を観てから、応援上映をみると楽しいですね!応援上映は掛け声でネタバレが入ってしまうことがあるので。通常の上映を観てからだと、次の登場人物に合わせてペンライトの準備もできます!」と2回以上観ることをオススメしてくれました。
応援上映も楽しいけど、そもそも映画自体が面白い。

楽しかった応援上映。
しかし、映画を見てみての感想は「そもそも映画のクオリティがむっっっっちゃ高いやんけ」です。
EXILE系列の演者さんが多いのですが、身体能力が異常に高いので、アクションシーンがキレッキレです。
その他の役者さんも、新進気鋭の若手や、昔から大活躍している大御所を揃えてきているので、どのシーンも迫力がすごいです。
特に長回しのアクションシーンのかっこよさは、ぜひ観て体感してもらいたいなと思います。

また、音楽もかなりカッコいいです。筆者は音楽に詳しくないのですが、どのシーンも常にイカした音楽がかかっています。
公式のYouTubeのチャンネルに曲がいくつか上がっているので、ぜひ聞いてみてください。