1. 公共の場で子どもが騒いでいるときに

育児って母親だけのものではないと今ではもちろん思えますが、「お母さん」のせいにしちゃっていたところがありました。経験がなくとも、もっと想像力があれば早くに気づけたのかなあと思います。
2. 幻の女の子

漫画で女の子のキャラクターに喋らせると、語尾が「〜だわ」「〜なのよ」などと現実ではあまりお目にかからない、想像だけの女の子を描いてしまうことがあります。意図してそういうキャラを作る場合以外は、自分の変な思い込みをとっぱらうことにしています。
3. 4歳の娘に「カワイイー」と言い過ぎると...

わざと怒った顔をしてきます。女の子なんだから...と言うより「カッコイイー!」と言うと笑顔になったりします。娘なりに「らしさ」を求められることに反抗しているのかなと思います。
4. 妻は男らしい?

握力が極端に弱いので、いつもビンは妻に開けてもらってます。「男らしい!」と冗談でよく言いますが、お互いができることを分担できたらそれでいいですよね。「らしさ」にこだわるのをやめると、男女の理解がより深まるように思います。
とよ田みのる(とよだ・みのる) 漫画家
1971年生まれ。2002年、講談社アフタヌーン誌でデビュー。著書に『ラブロマ』『最近の赤さん』など。現在、小学館ゲッサンにて『金剛寺さんは面倒臭い』を連載中。
BuzzFeed Japanでは3月8日に向けて、1日1作品のペースで人気漫画家の作品を順次、公開していきます。 大切なことを3秒で。3人の人気漫画家が、国際女性デーに向けて伝えたいこと。
----------------------------------------
BuzzFeed Japanは国際女性デーにちなんで2018年3月1日〜9日、女性たちを応援する記事を集中的に配信します(一覧はこちら)
3月8日の国際女性デーを日本でも定着させるために、資生堂とコラボレーションしてキャンペーンを展開。Twitterで過去の自分への応援や懺悔のメッセージを綴るアワード「#あのときのわたしへ」を実施しているほか、3月7日にTwitter(@BFJNews)上でLIVE番組の配信、3月8日にはイベントを開催します。多様な企画やコンテンツを通して、日本や世界の女性を応援します。
----------------------------------------