「子育てに慣れるとね...」初めての子育て前に知っておきたい経験者が伝えるあるあるネタ
「子育てはこうあるべき」なんて思い込んで、自分に嘘をつく必要なんてない。
ウェン・チェンは30代の女性。シアトル在住のマンガ家で、将来、ゲームデザイナーになることを目指している。

彼女は二児の母(子どもの名前はエレクトラとアリ)で、一人目の子どもと二人目の子どもの育児でどれだけ考えることが異なるのかを明るくイラストで描いている。
例えば、彼女は妊娠中に食べるものの違いに注目した。

第一子の妊娠中はかなり健康に気を使い、体に良いものだけを口にする。私って意識高い!
でもね...第二子の妊娠中となると好きなものを好きなだけ食べてしまうのは内緒。
パートナーからの扱いだって全然違うんだから。

まるで王様のように何にもしなくてもやってくれるパートナー。
でも第二子の時ってそんなちやほやされることないんだよね。ねえ、あなた気付いてる?
そもそも衛生的な環境の定義が180°入れ替わりがち。

あれだけ赤ちゃんが触れるものすべてを清潔に保とうとしていたはずなのに…
今では床を舐めたくらいじゃ動じないって、あの頃の自分に言ってもきっと信じてもらえないだろうなー
毎日の食事はエンドレス。だから適度に力を抜くことを覚えないとやってらんないよ。

最初の頃って一食一食にすべてを賭けがち。でもね、食事って日常だから、誰だって残り物を温めて食べさせる日だってある。
驚きのハードルだけはぐんぐん上がってく。

積み木でロケットを作っただけであれだけ大騒ぎしたのに、きっと今なら本物のロケットを作り出しても驚かない自信があるの。
悪気はないけど、こんな親を相手にするなんて大変だなあ。
どんな緊急事態にも冷静に対処。なんでもかかってこい。

初めて子どもが熱を出した時の私に一つ言いたい。私がどれだけ慌てても、何一つ状況はよくならないって。どんな時も冷静にね。
子どものおもちゃ、テレビ、どんなことも気になって仕方なかったけど...

もうね、そんなことを一つひとつチェックする余裕なんてゼロ。だって毎日が戦場だから。
このイラストを描き始めたのは子育てを始めてからだいぶ後だった。彼女は「二人目の子どもが2歳になったタイミングで、もう一度自分の夢に向けて挑戦しようと心に決めました」とBuzzFeedに語った。

おもちゃにだってこだわっていたけれど、今じゃ買わずに拾ってくることだってあるんだから。
彼女にとって自分の子どもは創作活動の源だ。「私は日常生活のさまざまな場面からアイディアを得ることができます」と語る。「自分の子どもの成長を記録する上でも、とても楽しく、意義ある方法です」

アルバムだらけの第一子、基本はスマホとクラウド保存の第二子。ほら、時代も変わったからさ。
ウェンは当初、 最初のコミック5作品をimgurに投稿した。それらはすぐに話題になった。最初は賛否両論が半分ずつくらいだった。

たくさん服を買い込んだ第一子、お下がりが着れるまで粘る第二子。もうピチピチのパッツパツだよー!
しかしリアクションは徐々にポジティブなものが増えてきている。それも想像以上のスピードで。

幼児教育が大事って聞くし、とりあえず習い事づくしの生活を送っていたこともあった。けどね、最近気付いたのは学びの機会って日常にいくらでも転がっているってこと。
「たまに『あなたの作品で泣いてしまった』とか『勇気付けてくれてありがとう』っていうコメントをもらうんだけど、正直自分が一番驚いてるの」

母乳が出なくて悩んだこともあったけど、そんな時のための粉ミルクだってようやく気付いたの。
「みんなそれぞれ異なる経験を持っていて、その経験に基づいて現実を受け止めるの。私は私のやり方で自分の経験を伝えているだけ」

あんなに不安で仕方なかった初めての登校日も、今は楽しみで仕方ないの。だってこれからはもっといろんなことにチャレンジできるんだもの!
この記事は英語から翻訳されました。翻訳:千葉雄登