グラフィックデザイナーのベッカ・サラディン(29)は、「Royalty Now(歴史上の偉人の今)」というプロジェクトを始めた。テーマは、「もしも歴史上の人物が現代を生きていたら…」
たとえばこちら。第16代米大統領、リンカーンが今生きていたらこんな感じ。
あのナポレオンも優しそう...
レオナルド・ダ・ヴィンチの名作として知られるモナ・リザの2020版
エジプトの女王クレオパトラなんて本当に写真みたい!
他にもミレ二アル世代のマリー・アントワネットや...
政治家・物理学者のベンジャミン・フランクリンも。
サラディンが好きな歴史上の人物たちは、肖像画では「いつも薄っぺらくて、顔色も悪く、服装や髪型も現代とは大違いで馴染みがない」。そう思ったのをきっかけに、今回のプロジェクトを始めたとBuzzFeedに語った。
ちなみにヘンリー8世の作品はこちら。
歴史上の人物の肖像画を現代風に加工するにあたり、サラディンはできるだけその人物の元の容姿を変えすぎないように心がけているという。
製作の前に、その人物に関する勉強も欠かさない。実際、アレキサンドロス大王の左右の目の色が違っていたことを知った彼女は、その事実を作品にしっかりと反映させた。
現在、サラディンのインスタグラムのフォロワー数は10万人を超えている。
「歴史はただの一連の物語ではありません。そこに登場する人物達にも、一人一人感情があるのです。私の作品を通して、人々がそれらを読み取ってくれると信じています」
「作品に関しては、特に真面目に見て欲しいものでもありません。その日の終わりに、人々が作品を見て楽しんでくれるのなら嬉しいです」
サラディンの作品は、他にもこちらからチェックできます!
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟