
ラッパーのニッキー・ミナージュがコンサートに出演するために中国行きのフライトに乗ったところ、詐欺だと判明した。
Shanghaiistによると、ミナージュ(35)は、上海で11月18日にジャカルタ・ウェアハウス・プロジェクト(DWP)のフェスティバルに出演する予定だった。
DWPは、毎年インドネシアのバリで開催されるダンス・フェスティバルで、今回の上海イベントは中国で行われるスピンオフと宣伝されていた。
しかし結局のところ、イベント開始予定日の数日前にDWP Internationalが、上海のコンサートはDWPブランドを「無許可」で使用していたと同イベントのウェブサイトに発表。
「2018年11月17日および18日に上海で開催されるとされているイベントは、DWPの商標が無許可で使用されたものです。DWPブランドは同イベントとは無関係です」
この事件の噂について、ミナージュは何も発言していない。BuzzFeed Newsが関係者に取材依頼したものの、それに対する回答はない。
しかし、この件に関してミナージュが発言していると思われる動画がネット上で出回っている。
ミナージュは上海や中国の「本物のファンたち」に対し、今度「もっといいパートナーと組んで」中国に戻ってくると伝えている。
Thank u Nicki! We are sooo sorry for what happened today and we love u soooo much! Plz come to Shanghai next time PLZ! @NICKIMINAJ https://t.co/KPnzR4Id41
オーストラリアのABCニュースによると、彼女のパフォーマンスを見るために何百ドルも支払い、人気歌手を目にするのを楽しみにしていた熱狂的なファンたちは、ショーがキャンセルされたと聞いて動揺したという。
中国にいる間に撮ったと思われる映像では、ファンと一緒にポーズをとっている。複数の芸能サイトに投稿された。
Nicki Minaj taking pictures with fans in China. Look at how he kisses her hand... the love for Nicki is REAL
だがこの事件にユーモアを見い出した人もいる。
Nicki Minaj really flew to China for a fake event.... I—