オリバーという愛らしい2歳のチワワ。彼が「お祈り」する写真がネットでシェアされたおかげで、里親がみつかりました。

オリバーを撮影したジョン・ホワンさんがBuzzFeed Newsに語ってくれたところによると、ホワンさんは友人に高速道路に迷い込んだ子犬が助け出されたという話を聞き、オリバーのことを知ったということです。
普段は作業療法士として働きながら、救出された動物の写真を趣味で撮っています。ホワンさんは、この子犬がカリフォルニア州ボールドウィンパーク・アニマルシェルターに連れて行かれたと聞き、1月11日に会いに行きました。
「子犬とはかなり長い時間一緒に過ごしました」とホワンさん。「犬の写真を撮りたい時は大抵そうしてるんです。彼らと気持ちが通じ合うようになりたいですから」

ホワンさんはオリバーにおやつをあげようとしましたが、オリバーはおやつにはあまり興味を示さず、落ち着かない様子だったといいます。「犬小屋から出る方法を探しているみたいに、ずっとそわそわ行ったり来たりしていました」。
ホワンさんは、オリバーと「目の高さ」で向かい合えるよう床に座り、1時間ほど一緒に過ごして信頼を得るようにしたそうです。

「そうしたら突然、後足で立って前足を合わせたんです」、とホワンさん。「こんなことする犬は見たことありませんでした。本当にジーンとしました」

ホワンさんが、その時の写真をその日のうちに投稿したところ、「信じられない」ほどの反響が返ってきたそうです。
「みんなこの犬に夢中になったんですね」とホワンさん。さらに、世界中の人から里親になりたい、とのメッセージが送られてきました。
オリバーは現在Doggy Smiles Rescueというグループに引き取られています。
オリバーはケンネルコフと呼ばれる一種の気管支炎の治療を受けていますが、その後、里親のところに送られるとのことです。