離陸13分後に墜落したインドネシア航空機、海から旅客機の残骸が回収される

    ボーイング737機は、10月29日朝にインドネシアの首都を出発し、離陸して15分もしないうちに交信が途絶えた。

    2人の幼児を含む189人を乗せた飛行機が、10月29日朝にインドネシアの首都を離陸した直後、海上に墜落したとインドネシア当局が発表した。子ども1人、幼児2人の181人の乗客や、パイロット2人、クルー6人が乗っていたが、生存者はまだ確認されていない。

    インドネシア国家災害対策庁の広報担当者Sutopo Purwo Nugroho氏によると、ボーイング737機は現地時間の午前6時20分ごろにジャカルタを離陸した。

    インドネシアの捜索救助隊の代表Muhmmad Syaugi氏は記者会見で、「生存者がいるかはまだ判明していない」と語った。

    「生存者がいると私たちも願っているのですが、現在のところは生存者は確認できていません」

    ライオン・エアの旅客機は、通常なら1時間ほどで到着するスマトラ島沖のバンカ・ブリトゥン島の主要都市パンカルピナンに向かっていた。

    インドネシアの捜索救助隊は、離陸してから15分もたたない午前6時33分に、旅客機とは交信が途絶えたと発表した。

    航空便追跡サイトFlight Awareの情報でも、この旅客機が離陸して間もなく、追跡が終わってしまっている。

    Nugroho氏は、海から回収された旅客機の残骸の画像をTwitterに投稿した。また捜索救助隊が回収した乗客の携帯電話、本、鞄などの画像もシェアした。

    Serpihan pesawat Lion Air JT 610 yang jatuh di perairan Karawang. Beberapa kapal tug boad membantu menangani evakuasi. Video diambil petugas tug boad yang ada di perairan Karawang. https://t.co/4GhKcRYkpG

    Beberapa serpihan pesawat Lion Air JT 610 yang jatuh di perairan Karawang. Pesawat membawa 178 penumpang dewasa, 1 penumpang anak-anak dan 2 bayi dengan 2 Pilot dan 5 FA. Basarnas dan Kementerian Perhubungan terus melakukan penanganan. Beberapa kapal tug boad berada di lokasi. https://t.co/Gb6P4zjCQF

    Jatuhnya pesawat Lion Air JT 610 di dekat fasilitas Anak usaha PT Pertamina (Persero), Pertamina Hulu Energi Offshore North West Java (PHE ONWJ) di lepas pantai di utara Bekasi, Jawa Barat. Petugas PHE ONWJ melakukan evakuasi dan mengambil dokumentasi. https://t.co/Xq0kQjAWe8

    AP通信によると、ライオン・エアの広報担当者Danang Mandala Prihantoro氏が、「今回、ライオン・エアの旅客機の1つと交信が途絶えたことを確認した」と発表した。

    現在、墜落事故の調査を行っている当局は、ブラックボックスと最新型の旅客機のコクピットから送信されたデータの回収に焦点を当てている。また、気象条件と航空交通管制のデータも考慮されている。

    「現在、飛行機の墜落現場に向かう準備を進めています」とインドネシア国家運輸安全委員会の委員長Soerjanto Tjahjono氏が話した。

    「この旅客機は最新型で旅客機からデータを送信しているため、そのデータの確認も行います。しかし一番重要なのはブラックボックスです」

    この旅客機を製造したボーイングも、墜落事故の報告を認識しており、「現在、状況を注意深く監視している」とツイートした。

    2000年に設立されたライオン・エアは、インドネシアで最大の格安航空会社だ。

    BuzzFeed Newsは、さらに詳細な情報を求めて、ライオン・エアに連絡を取っている。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。