ニュージーランド・ホワイト島で噴火 5人の死亡を確認

    ホワイト島(別名ファカアリ)上空の偵察飛行で、生存者の兆候は発見されなかったと警察は発表した。現在5人の死亡が確認され、8人が行方不明となっている。

    12月9日、ニュージーランドのホワイト島で火山が噴火した。

    Michael Schade / @sch

    観光客のマイケル・シャーデさんは、島から避難する中、噴火する火山の写真や動画を複数投稿した。

    ホワイト島(別名ファカアリ)はニュージーランドで最も活動が活発な錘状火山だ。3年前には短期間の噴火が発生した。

    現地時間午後2時11分に発生した噴火では、5人の死亡が確認され、8人が行方不明となっている。

    警察は、ツアー会社の情報をもとに、噴火当時47人が島にいたことを10日朝に発表した。

    噴火後、最初に島から避難したのは23人。そのうち5人の死亡が確認された。残りの18人も全員が負傷しており、重度の火傷を負っている人もいる。

    10日朝の時点で、ニュージーランドにある7カ所の病院が31人の治療を行っており、3人はすでに治療を終えてファカタニ病院から退院している。

    Getty Images

    火山噴火後に、ニュージーランドのベイ・オブ・プレンティの海岸線から捉えたホワイト島の光景。

    個人所有のホワイト島は、ニュージーランド北島の東岸沖約48キロにあり、観光客に人気の場所だ。ニュージーランド人と外国人観光客の双方が、この噴火に巻き込まれた。

    10日朝には、オーストラリアのスコット・モリソン首相が、当時24人のオーストラリア人がホワイト島を観光していたことを発表した。死亡者のうちの3人、さらに依然として行方不明の8人がオーストラリア人と思われると、首相は語った。

    救助隊は、現地が危険かつ不安定すぎるという火山専門家の助言を受け、島に向かうことができないでいる。

    しかし、噴火後の島上空での偵察飛行では、生存者の兆候が発見されていない。

    「警察としては、生存した状態で島から救出可能であった全員が、避難時に救出されたと考えています」と、警察当局は声明の中で述べた。

    「私たちが持っている情報に基づくと、島に生存者はもういないと考えられます。警察は、すでに死亡が確認された5人のほか、正確な死者数の確認を急いでいます」

    Michael Schader / @sch

    当初、ジャシンダ・アーダーン首相は、噴火当時ニュージーランド人および外国人観光客の双方が「島およびその周辺に数多く」いたことを記者会見で話した。

    「噴火の際に愛する人が島またはその周辺に行っていた方々は、大きな心配と不安を抱えていることと思います」と首相は語った。

    「その方々に対して、警察はできる限りのことをしていると断言します」

    Photo by John Boren / Getty Images

    ホワイト島から約48キロにあるファカタニ付近のマリーナ沿いで、沿岸警備隊の救助艇が写真に収められた。

    火山の噴火後まもなく島から避難した観光客がSNSに投稿した動画と画像には、白く巨大な噴煙が立ち上る様子が収められていた。

    観光客のマイケル・シャーデさんは、噴火のわずか30分前に、家族と火口付近火にいたそうだ。

    シャーでさんがリプライ欄に投稿したもうひとうの動画には、人々が避難を待つ中、島の海岸近くに破壊したヘリコプターのようなものが映っている

    Last photos: here are the White Island Tour operators rescuing people, timestamp 14:24 (~12-14 minutes after eruption). Endless gratitude to that crew for stepping up as first responders. I took these and reporters welcome to use with attribution.

    ニュージーランドの地質調査機関GeoNetが運用するウェブカムには、噴火直前に少なくとも観光客の1グループがいるところが映されていた。その後、カメラの画面は真っ暗になった。

    Whakaari/White Island is erupting. More information soon.

    ニュージーランド警察のジョン・ティムス副総監は、10人が行方不明だが詳細は不明だと会見した。そして、犠牲者にはさまざまな国籍の人々が含まれていると付け足した。噴火時には50人が島にいたそうだ。

    「負傷された方、亡くなった方のご友人やご家族の皆さまに、心からお見舞いとお悔やみを申し上げます」と副総監はコメントした。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。