月額飲み放題カフェは成功するのか? 運営会社に実情を聞いてみた

    カフェの「サブスクリプションモデル」は本当に成功するのか?

    月額飲み放題システムを導入したカフェ「HANDEL’S CAFÉ」が池袋東武店を10月5日にオープンします。

    月額会費は5800円ですが、オープン記念として期間限定で3600円になるそうです。

    飲み放題では9種類のドリンクが用意されており、テイクアウトも可能です。

    サブスクリプションモデルが現実世界にも浸透して来た 月額5800円でドリンク飲み放題のカフェが横浜にオープン (BuzzFeed) - https://t.co/dM3r131iwS

    このサービスは、一号店オープンの際に堀江貴文さんが話題にするなどネット上でも注目されました。

    そんなHANDEL’S CAFÉの担当者に、お店の実情を聞きました。

    ーー月額飲み放題カフェを始められたきっかけは。

    弊社はもともとアイスクリーム店でした。カフェ業に参入するにあたって、「カフェに行って作業すること多いけど、場所がなかったり、カフェ代がバカにならないよね」という話があったんです。

    そこで気軽に行けるカフェを作ろうと飲み放題の案が出ました。

    ーー社内の反応はどうでしたか。

    担当者:正直、賛否両論でした。

    月額料金の設定はどうするのか。利益を回収できるのか。そもそもお客様に飲み放題が受け入れられるのか。わからないことが多く、厳しい意見もありました。

    しかし、一号店の初回会員申し込みが5分で完売したこともあり、社内の意見も変わったと思います。

    ーー現在の会員数は何人ほどでしょうか。

    担当者:横浜ポルタ店の会員は150人。会員になる権利を持つプレ会員は1500人です。9月末にはプレ会員の方から100名程度の会員を募集します。今後もサービスの質を落とさない範囲で募集する予定です。

    ーーそれだけ多くの方が会員だと、いつも満席では。

    担当者:ポルタ店では客席は少なく、9席です。そのため、テイクアウトがメインになっています。

    池袋東武店はポルタ店よりも小さいため、こちらもテイクアウトがメインになると思います。