映画『コンテイジョン』に出演した俳優のジュード・ロウ 同作の再熱に「奇妙だ」

    「今、人々は実際にこの『パニック』を経験している。それなのに、みんながもう1度映画を観ようとすることに少し違和感を感じるよ」

    新型コロナの感染拡大により、全世界がパニックに陥った今年。2011年に公開された映画『コンテイジョン』は、不気味なほどに現代の状況と一致していると話題になった。

    CONTAGION, Jude Law, 2011
    Warner Bros / ©Warner Bros/Courtesy Everett Collection

    映画『コンテイジョン』は、謎のウイルスが世界で爆発的に感染し、パニックに陥る社会を描いたスリラー映画で、今年のiTunesレンタルランキングで10位にランクインした。

    しかし、同作に出演した俳優のジュード・ロウは、映画が再び注目を浴びていることを「奇妙」だと考えているそう。

    「今、人々は実際にこの『パニック』を経験している。それなのに、みんながもう1度映画を観ようとすることに少し違和感を感じるよ」とロウはトーク番組で語った。

    Warner Bros / ©Warner Bros/Courtesy Everett Collection

    「ニュースをみればいいじゃないか。映画をみる必要はないと思うよ」と米トークショー『ジミー・ファロン・ショー』でロウは語った。

    同時に映画が再び注目を集め始めた直後、同作の監督であるスティーブン・ソダーバーグに「(監督は)分かっていたんだね。10年前、今のこの世界にいたんだね」とメッセージを送っていたことも告白した。

    Jude Law, Steven Soderbergh
    Patrick Aventurier / Getty Images

    またローは、10年前の撮影現場の経験からすでに新型コロナのようなパンデミックに備える準備ができていたそうだ。

    Jude Law attends the premiere of 'The Young Pope'
    Danny Martindale / FilmMagic

    「正直に言うと、撮影現場で1番記憶に残った思い出は、私たちにアドバイスをくれた医師やウイルス学者たちの存在だった」とロウは語る。

    「(医師たちは)口を揃えて言った。『これは、もし起こったらという仮定の問題ではない。いつ起こるか、時の問題だ』と」

    CONTAGION, Jude Law
    Warner Bros / ©Warner Bros/Courtesy Everett Collection

    当時、今では当たり前のように言われている忠告をすでに受けていたというロウ。

    CONTAGION, Jude Law
    Warner Bros / ©Warner Bros/Courtesy Everett Collection

    「人は1日に1万回も自分の顔を触っていることや、手洗いが十分に行われていないことなどを言われたのを覚えているよ」

    「そういう話は、私の心に留まった。それが徐々に広がっていて…私たちはこのパンダミックの中にいる」

    今年始め、同作のプロデューサーを務めたマイケル・シャムバーグは「警告的な映画になるよう、意図的に考えられていた」とBuzzFeed Newsに対し語った。

    Warner Bros

    さらに「科学的にも正しい内容になった」と続けた。

    ロウが同作について語るインタビューは、こちらの動画(英語)から観ることができる。

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    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン

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