新型コロナの感染拡大により、全世界がパニックに陥った今年。2011年に公開された映画『コンテイジョン』は、不気味なほどに現代の状況と一致していると話題になった。
「今、人々は実際にこの『パニック』を経験している。それなのに、みんながもう1度映画を観ようとすることに少し違和感を感じるよ」とロウはトーク番組で語った。
同時に映画が再び注目を集め始めた直後、同作の監督であるスティーブン・ソダーバーグに「(監督は)分かっていたんだね。10年前、今のこの世界にいたんだね」とメッセージを送っていたことも告白した。
またローは、10年前の撮影現場の経験からすでに新型コロナのようなパンデミックに備える準備ができていたそうだ。
「(医師たちは)口を揃えて言った。『これは、もし起こったらという仮定の問題ではない。いつ起こるか、時の問題だ』と」
当時、今では当たり前のように言われている忠告をすでに受けていたというロウ。
今年始め、同作のプロデューサーを務めたマイケル・シャムバーグは「警告的な映画になるよう、意図的に考えられていた」とBuzzFeed Newsに対し語った。
ロウが同作について語るインタビューは、こちらの動画(英語)から観ることができる。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン
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本文中の訳に誤りがあったため、一部表現を修正しました。