夏のこころのセルフメンテナンスに。ちょっと役立つ29の方法
窓を開ける。歩く。自分を責めない。
暑くて心が疲れてしまう時もある夏。私たちはBuzzFeedコミュニティのみなさんに、夏のこころのセルフメンテナンス法ついて尋ねた。その役に立つ提案を、ここで紹介しよう。
1. 窓を開ける。

天候上、夏は嫌いだったとしても、窓を開けて、新鮮な空気を取り込もう。アシュリーはFacebookでこう付け加えている。「窓を開けておくと、アパートの部屋はすがすがしく感じられてリラックスできる」
2. 歩く。
心の状態がベストでない時は、爽やかな運動なんてできないと思うかもしれない。しかし、長い距離を歩いてみよう。ゆっくりと歩くと、体を活発に動かしながらも、思考を整理するのに役立つだろう。散歩のお伴にプレイリストを一緒に再生したり、ポッドキャストをいくつかダウンロードしたりしておこう。
3. 相談することを学ぶ。

人に助けを求めるのは勇気がいることだ。時には自分が弱い人間だと認めることになってしまうが、それは悪いことではない。助けを求めることは、実際には自分の置かれた状況に積極的に行動しているということなのだ。自分の問題が大惨事にエスカレートする前に、誰かを信用して悩みを打ち明けることは重要だ。「これが必要なんです」と言うことを恐れてはいけない。心を開き、思いを分かち合い、自分の力になってもらいたいと思うような形で、自分も他人の力になることを学ぼう。
4. シャワーは忘れずに浴びよう。
当たり前のように思うかもしれないが、憂鬱な気分が襲ってきた時、私はよく自己管理を忘れてしまう。起きてシャワーを浴びる単純な行動を取るだけで、1日をフレッシュな気分で始める気分になれるのだ。
ケルシーはFacebookにこう付け加えている。「シャワーを浴びないと、文字通り1日中ソファーに座ってテレビを見るだけになってしまうし、夜の8時には何もしなかったことを猛烈に後悔する。シャワーを浴びた体を無駄にしたくないと思うので、少なくとも外出したり、お使いに出たり、公園のベンチなどで本を読んだりできる」
マドンナもFacebookでこの意見に賛同している。「ミントオイルのボディーウォッシュで冷たいシャワーを浴びるのが、とっても有効。特に憂鬱な気分でボーっとしている時はね」
5. ベッドを整える。

アメリカ海軍のウィリアム・H・マクレイヴン大将はテキサス大学の卒業式の式辞でこう述べている。「ベッドを毎朝整えると、1日の最初の課題を完了できるだろう。少しだけ誇り高く思えるし、別の課題に取り組む気にもなり、次々と課題をこなせるようになる。1日の終わりには、その1つの課題をこなしたことが、多くの課題をこなすことにつながっていることがわかるだろう」
6. 感情のコントロールにアルコールを使わない。
アルコールには頭をぼんやりさせる効果がある。この効果によって、嫌な気分やフラストレーション、憂鬱な孤独感などを酒で吹き飛ばそうと思ってしまう。しかし、そんな感情は再び襲ってくるし、以前より強くなることもよくある。感情は問題の解決を求めているのだ。それをただ横に置いておくことはできない。自分にとって健全で、物事をきちんと整理でき、厳しい状況の中でも希望を見出せるような対処能力を身に着けることが重要だ。
7. 身体的に難しいことに挑戦する。
ジムにハマるほどでなくても、活発に体を動かす方法を必要としているなら、何か新しいことを学んでみよう。エアリアルフープでもホットヨガでも、公園でインラインスケートをしても、外に出て何か楽しいことをするのは素晴らしいと感じられるだろう。少し怖い運動を見つけられれば、さらにいい。私は実際、体操は全くダメだったので、試しにエアリアルフープをやることにした。怖かったし、地面を見ずに腕など上げられなかったし、やめたいとも思った。だが、体を起こして少しの間揺られるのも、今までにはできなかったことだった。
8. 仕事場を整理する。

自分の机を見てみよう。片付けて、シュレッダーをかけて、不要なものは全て処分しよう。机のアクセサリや装飾が消耗により状態が少し悪くなってきているようなら、それに別れを告げる時だ。こんなものには、生産性を高めてくれるとはもはや感じないだろう。
ジュリーはFacebookでこの意見に賛成している。「あまり効果がないちょっとしたものを再整理してプランニングすると、ストレスを少し解消でき、脳を生産的な活動に集中させることができる」
9. インターネット上で自分なりの安全地帯を見つける。
インターネットは素晴らしい気晴らしになるが、気分が落ち込んでいる時には、とめどなくニュースフィードをスクロールしていくのは理想的とは言えないかもしれない。そうするのではなく、お気に入りのサイトを見つけよう。私は、大笑いさせてくれるTumblrのページを集めている。
10. 1日にひとつ、計画を立てる。

自分自身に優しくなって、自分のペースで動こう。エリカはFacebookでこういう話を共有してくれている。「私は1日に1つだけ計画を立てるルールにしているの。友達と会う時は、アイスクリームのために彼女と会う計画を立てる。その後で気分が乗れば、公園を歩くかもしれないし、彼女に倣って服を探すかもしれない。ストレスでやられてしまうようなことをする時には、自分に休息日を与えるようにもしている」
11. でも、その計画に必ずしも他人を介在させる必要はない。
社交的に振る舞う意欲がわいてこなくても、自分を責めないことだ。そうではなく、自分だけの1日を過ごすように、自分にご褒美をあげよう。いい公園に行ってもいいし、おしゃれなカクテルを飲んでもいいし、遊びに行くのもいい。
12. 水に飛び込む。

水泳は精神衛生上とても良いことだ。マドンナ・キルパトリックはFacebookでこんな話を共有してくれている。「夏にのんびりと湖を泳ぐのを本当に楽しんでいるの。不安感が高ぶってきた時や、ストレスの多い1日を過ごした時は特にそう。呼吸をコントロールすることや、リズム感のある動作、温かい水と冷たい水が交互にやって来るところなどは最高」
13. 寝すぎないようにする。
ルーティン化することは、憂鬱な気分から抜け出すいいスタートになるが、そのルーティンに「1日中寝る」ことを入れてはいけない。寝すぎると、目覚めた時に頭が痛くなるし、脱水状態にもなるし、少しボーっとしてしまうだろう。
クレアはFacebookで全く逆のことを勧めている。「遅くまで寝ていないこと。いつも通りの睡眠のスケジュールを守って、健康な食事をすること」
14. ボランティア活動に参加する。
カービィはFacebookでこう言っている。「地域活動は素晴らしいこと。なかなかやる気にはならないかもしれないが、やってみれば支援を必要としている人を助けたことにやりがいを感じる。悩みを抱え込んで動けなくなりがちな時には、人とまたつながれたと思えるようになる。それに、誰かのために活動すると、その日もいい1日になる」
15. たとえ最悪な気分でも、自分の心の声に実際に耳を傾ける。

気分を吹き飛ばす以外に何もしたくないような、最悪な気分の時には、時々その気分を取っておいて、後で対処してみよう。だが、感情はお腹を空かせた小さな生き物だ。遠ざけようとすればするほど、さらに強く襲ってくる。
必要な時には泣き、叫び、狂ったように笑おう。アドレナリンや怒りの感情が頂点に達したらエネルギーを解放し、心を落ち着けられないほど不安を抱えている場合には、身近な人に話してみよう。
16. 家の外で本を読もう。
ステイシーはFacebookにこんな話を共有してくれている:「明るく晴れた日に何もすることがなければ、いい本を持って公園に読みに行くの。少し運動して、いい感じに日焼けすれば、ふさぎこんで1日を無駄にしなかったと思える」
17. 新しいことを学び続ける。
新しいことを学ぶのは、夏の間、脳を活発に動かし続ける素晴らしい方法だ。学習には、目標を設定し、それを達成することが必要だ。そうすると、満足感が得られ、自分を少し誇りに思えるだろう。ダニエルはBuzzFeedにこう語っている。「7月に夏期講習に参加して、8月にはできるだけボランティアに参加してみるつもり」
18. 起きる時のルーティンを始める。

目覚めてストレッチするにせよ、ベッドを整えるにせよ、フレッシュなコーヒーをマグカップに注ぐにせよ、朝のルーティンがその日全体の調子を決める。これを繰り返して習慣化すれば、1日の他の時間も少し生産的になるかもしれない。
ラリッサはこう付け加えている。「心の調子を整えるために、ヨガと瞑想を本当に楽しんでいるわ。朝に自分の1日を始めるために、いつも太陽礼拝をして、その後に5分から10分間瞑想するの。きちんとしたマインドセットに入り、頭を目覚めさせるのにとても役に立つ」
19. ノーと言うことをためらわない。
サマンサはこう提案している。「ノーと言うことを学ぶの! 楽しくなさそうなことをしに行ったり、気が進まない人と一緒にブラブラしたりしないといけないとは思わないこと。自分の自由時間は自分のものだし、12時間連続でNetflixを一気に見るのが一番幸せだと思うなら、それをやるべきに決まってる」
20. 頭の中で鳴り響く、ネガティブな声を黙らせる。

心の中の批判が止む気配がなければ、それを抑えることが重要だ。否定的な考えを肯定的なものでかき消し、言葉を置き換えて、できない/しない/すべきでない、といったことを自分にいい続けないようにするのだ。
21. クリエイティブになる。
シュルはこんな話をシェアしてくれている。「私はピアニストなので、ピアノを弾くと (チャイコフスキーやグリンカ、あるいはリチャード・クレイダーマンなど、もっと楽しくてシンプルな曲)本当に気分が乗るんだ」
エリーゼはこう付け加えている:「私は自転車で走っている。家を出て、新鮮な空気に触れるのはいいこと。自転車で行く場所は毎回変えていて、同じルートや同じ道を走ることは決してないわ。いつも道中で1つか2つスポットを見つけて座り、しばらく絵を描くの。描き直しは禁止にしていて、ペンで描いているので消すこともできないし、使っているスケッチブックからページを切り取ったりもできない。こうすると、とにかく描かざるを得なくなり、完成作品もなにも気にしなくてよくなるのよ」
22. 何かを育てる。

Braelynkのおススメはガーデニングだ。「ダサい、年寄りだけがするものと思うかもしれないけど、本当にリラックスできるし、働いた成果を目にすることができれば、さらに達成感を味わえる。それに、野菜なら、ヘルシーなものを食べられるし、いつもいい気分になれる」
23. ドラマが多すぎる関係に、あまり時間を費やさないようにする。

人間関係は一発で断ち切れるわけではないものの、自分をいつも不安にさせたり、イライラさせたりする人と過ごす時間を少なくすることはできる。付き合いかけているような間柄の彼に、普通よりもイライラさせられている? なら彼を追うのはやめよう。最悪な気分にさせられる、悪口を言うような友達がいる? そんなヤツとつるむのはやめよう。自分に悪い影響を与える人とのコミュニケーションを減らすことから始めて、一緒に過ごす時間を少なくし、そいつらに絶対手を貸さないようにしよう。
24. もがいているなら、支援団体を探す。

ローレンはこんな話をシェアしてくれている。「私は自分の街で精神疾患に苦しんでいる人のための支援団体を見つけた。個別のペアグループでのミーティングやバーベキュー、他にも遠足などが用意されていた。入会する約束をしたので、この夏は少しずつ関われたらと思っているの」
25. 薬を時間通りに飲む。
薬に関してはすぐに少し気を抜いてしまいがちだ。それに、もし私のように短期記憶ですぐに忘れてしまいがちな人なら、3分前に飲んだのに「薬、飲んだっけ?」と毎晩決まって自問する経験に心当たりがあるかもしれない。
飲んだ? いや、確実に飲んだ。いや待てよ...?
自分の薬は、目に付くようにして、見て思い出せるようにしよう。丸薬入れに入れてもいいし、寝室用のランプのそばに置いてもいい。携帯のアラームを設定するのも役に立つ。他のちょっとした秘訣としては、薬を飲むのをルーティンの一部にすることだ。歯磨きをする時に飲むのもいいだろうし、仕事に向かう前にコーヒーを1杯飲む時に飲むのもいいだろう。
26. ToDoリストを作り続ける。
夏の間はそれほど忙しくなくても、ToDoリストを作り続けよう。レイブンはBuzzFeedにこんな話を共有してくれた。「目の前に何もしていない時間がものすごく多い時には参ってしまうから、たとえ歯を磨くとか、シャワーを浴びるとか、郵便受けを開けるとかいったことでもいいので、ToDoリストを作って1日の計画を立てるようにしているんだ。これは何もしない1日に飲み込まれそうに感じた時に物事を上手く管理するのに、とにかく役に立つ。リストに線を入れて消していくのは、自分にとって大きなモチベーションになるんだ」
27. 前向きに思えることを記録する。

何かいいことが起きれば、それを捕まえよう。Instagramに投稿するとよさそうに思えるからという理由だけでなく、それを思い出すのもいいからだ。近所の猫の可愛い小顔や公演のチケットなど、例え単純なものでも、本当に心を揺さぶられるものがあれば、それを全て箱の中で保管したり、メモリーボードに貼ったりしておこう。
28. 上手くいかない日でも、自分を責めない。

時には、善意を尽くしているにも関わらず、最悪な日になることもある。重要なことは、イライラを吹き飛ばして再スタートすることで、最も重要なのは、自己管理をすることだ。くよくよ考えてベッドで1日を無駄に過ごしてはいけない。今の瞬間を最大限に活用することだ。新しくやってくる1秒は、新たな気分でスタートする新しいチャンスなのだ。
29. 小さな勝利を祝う。

一週間の計画であれ、夏の計画であれ、あるいはこれから先10年の計画であれ、多くの人は自分の生活をこうしたいという「大きなプラン」を持っている。しかし、小さなことに気づくことも重要だ。本当に小さなことで構わない。今日は髪にブラシをかけるのを忘れなかったとか、古着を全て慈善団体に寄贈したとか、ついにTwitterであの嫌なヤツのフォローを解除したといったことでいいのだ。どんなことを達成したとしても、それを認識して祝福することだ。