あの時、周りに流されてなければ…。離婚した今だからこそ「結婚」について思うこと

    離婚を経験した人々に、結婚生活とはなんだったのか、なぜ維持しない道を選んだのかを語ってもらいました。

    結婚するまで「結婚生活」が何か、よくわかってなかった…

    離婚を経験した人々に、結婚生活とはなんだったのか、なぜ維持しない道を選んだのかを語ってもらいました。


    1. 相手家族のことを知ろう

    結婚は2人の問題とは言われるけど、やっぱり現実は家族も大きく関わってくる。

    相手家族の関係や文化、行動は、結婚するかどうかの決め手の一つにしていいと思う。

    —lala1023

    A man thinks deeply in a chair

    2. 相手に了承を得る生活

    結婚生活って 、親と一緒に住んでいた頃を思い出す。

    ペットを飼いたいとき、友達を家に呼びたいとき、ホームパーティーを開きたいとき、友達の家に泊まるとき、そこそこの金額の買い物をするとき、全部相手に「どうかな?」って了解を取らないといけない。

    結婚する前は自分だけで決めていたことが、結婚を境に変わる。

    誰かと生活を共にする、人生を誓うって、すべてにおいて相手に了承を得る生活だということはわかっておいたほうがいい。

    —テキサス州、39歳

    A bride with a shocked expression

    3. 50歳、60歳になった時の自分たちを想像できるか

    今だけを考えて結婚しないほうがいい。今の相手が大好き!幸せ! だけじゃなく、これからともに成長していける、困難も幸せもともに経験していけるかを考えてみるべき。

    付き合っているうちに、いろんな場面で「この人とこれからずっと一緒にいられるか?」と自問自答しておくべき。

    家族や友達の付き合い方、経済的事情、日々の生活のちょっとしたことでも考えてみるといい。

    残念だけど、正直、結婚式が終わったとたんに冷める人もいる。この人と結婚したかったんじゃなくて、結婚式をやりたかっただけだ!ってなったら辛い。

    50歳、60歳になった時の自分たちを想像できるかどうかが大事。

    —brelightyear

    A man stares into the camera with a shocked expression

    4. 固定観念を捨てる

    「もう〜年付き合ってるからそろそろ結婚する」「結婚したら子どもをもつ」という固定観念に、なんとなく流されたら絶対ダメ。

    —mkatherinekelly

    A bride looks down at her ring

    5. 金銭感覚は大事

    相手の年収が高いのは知っていたけど、その分金遣いが異常に荒いことは知らなかった。

    へそくりを隠してたことも、お金への執着がすごいことも知らなかった。母の生家をこっそり売り払おうとしてたことも知らなかった。

    1円も財産分与なしで離婚されることも知らなかった。泣きながら結婚指輪を手放して、そのお金を生活費にあてる自分の姿なんで想像できなかった。

    「金銭的DV」という存在を知っていれば、こんなことにはならなかったのに。

    —sixthtryatadamnusername

    A woman holds a hand to her mouth in shock

    6. 結婚すればなんとかな…らない!

    ドレスや音楽、花で飾られるのは結婚式当日だけ。結婚前の普段の2人は、結婚後もそのまま。

    今問題を抱えているなら、結婚しちゃえばなんとかなる!なんて考えは甘すぎる。むしろ結婚しないのが最善の解決策。

    いい時はもちろん、悪い時も一緒にいたいと思える相手を探し直すことをオススメするよ。

    結婚さえすれば、相手も自分もお互いをサポートする関係性に変わるなんてありえない。

    まずは自分自身が自立して、相手に頼らずとも幸せでいられるようにならないとダメ。

    —オレゴン州、63歳

    A man gives a side-glance

    7. 一歩立ち止まって考えよう

    妊娠=結婚と考えないで。

    子どもができたという理由だけでは、結婚生活は維持できない。

    子どもにとっては、両親が幸せで愛情を注いでいれば、母親と父親が婚姻関係にあるかどうかは問題じゃないと思う。

    —ashleyf4152048d7

    子どもができたから結婚する。子どもがいるから離婚しない。それって、結局家族にとっては不幸せ。

    親の問題を子どもがすべて理解することはできないけど、子どもだって不仲なことくらいはわかる。

    そうなると、両親が一緒なことによる幸せよりも不幸せの方が勝る。

    「子どものために」はやめよう。

    —mkatherinekelly

    A couple and a child look to the side

    8. 社会的圧力

    友達が最近離婚したけど、彼が言うには「何歳までに結婚すべき」みたいな社会的圧力・同調圧力に負けないで、独身でいればよかったって。

    当時付き合っていた彼女(今は元妻)の母親、自分の母親、友人からの結婚の声に押し切られたらしいけど、よく考えた方がいいという一部少数の声にももっと耳を傾ければよかったと後悔しているんだって。

    自分自身に結婚する気がないなら、その気持ちを尊重すべき。年齢と周りに振り回されないで!

    —witchyribbon84

    A woman sips from a cup with wide eyes

    9. 結婚式はしょせん1日だけのパーティー

    結婚式を重要視しすぎた。

    冷静になれば1日だけのパーティーにすぎないのに、結婚式に2人で全力を注いで、プランを練り込んで、貯金も注ぎ込んだ。

    で、結婚式が終わった瞬間に襲った空虚感と無気力。これから何すればいいの?みたいな。

    結婚式より大切なことは、結婚そのものだってことをわかってなかった。

    —カナダ、48歳

    A woman looks to the side

    10. コミュニケーションが大切

    結婚生活でいちばん学んだことは、自分自身のこと。

    2度の結婚・離婚でようやくわかったのは、自分は物事を決断するときに、時間をかけゆっくり考えた方がいいタイプだということ。

    2回とも、出会って半年くらいで結婚しちゃったという同じミスで、もっと長い時間をかけて相手を見ていれば、そもそも結婚しなかったと今なら思う。

    結婚してわかったのは、当たり前だけど、自分だけでなく相手がいるということ。

    自分と同じように、相手の意見、気持ち、可能性、やり方もそこにはあるということ。

    幸せな結婚生活に欠かせないのはコミュニケーションです。

    —オハイオ州、74歳

    A woman gapes

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan