「発想がとんでもない」口パク動画。フェイスペイントってこんな使い方もあるんか…。
人気キャラクターたちがTiktokに登場!アーティストのユニークな演出が話題に👏
マリアム・マークスさんはアメリカ、アイダホ州を拠点とするアーティストです。最近、彼女のユニークなキャラクターアートがTikTokで話題になっています。
マリアムさんは、ディズニーなどの人気キャラクターたちを顔にペイントしています。

左から、ヘラクレス、ベル、シンバ。
『美女と野獣』から『ライオン・キング』まで、レパートリーは無限大。今ではTiktokで200万人以上のフォロワーがいます。
彼女の動画が注目を集めている理由は、顔に描いたキャラクターが、まるで歌っているかのようにみえる演出をしているから!
『ライオン・キング』のプンバァとティモン。
BuzzFeedはマリアムさんに話を聞きました。「幼い頃、ディズニーのイラストを描きたいと思っていた」と、マリアムさんはアートとアニメーションへの憧れを明かしました。
元NCAA(全米大学体育協会)のバスケットボール選手だったマリアムさんは、スポーツの夢を手放した後、アートに専念することにしたそうです。
「スポーツ活動が少ない美術系の大学で、バスケットボール選手としてやっていくのは難しいと気づいた。だから、その夢をあきらめた」
「ソーシャルメディアを通して、今までにない方法でキャラクターに命を吹き込めると気付いた時は、とても嬉しかった。アートであり、エンターテイメントでもあると思う!」
「両親は、私に芸術の道を選んでほしかったけど、私はスポーツが大好きだった。自分の絵をいつも褒めてくれたものの、私は『いつかは』と言ってアートの道は選ばなかった。両親はその『いつか』が来たことをとても喜んでくれた」
2019年11月からTikTokを始めていたマリアムさん。2020年1月9日、初めてフェイスペイントの動画を投稿しました。

「口に犬を描いて、歌っている動画をなんとなく投稿した。すると、『For You Page(おすすめ)』に掲載されて、1日で100回の『いいね』がついた!それには驚いた。すぐに次の動画のアイデアが浮かんで、キャラクターを描くのが追いつかないぐらいだった」
それ以来、様々なキャラクターを描いています。

『ヘラクレス』のヘラクレスとメガラ
『美女と野獣』のベルと野獣

『美女と野獣』のガストンとル・フウ

『ライオン・キング』のシンバ、プンバァ、ティモン

『レミーのおいしいレストラン』のリングイニとコレット

『リロ&スティッチ』のスティッチとリロ

他にも人気キャラクター『スクービー・ドゥー』のスクービーとシャギー

『シュレック』のドンキーとシュレック

そして『グリンチ』のグリンチとシンディー・ルーも!

マリアムさんは、キャラクターを描く様子も投稿しています。
TikTokやインスタグラムを通じて、視聴者に楽しんでもらうと同時に、オリジナルなものも試してもらいたいそうです。
「見ている人に、自分にもできるんだと思ってほしい。他の人たちが誕生日やハロウィン、あるいはただのお楽しみのために絵を描けるよう、手伝いがしたい。絵の描き方なんて、簡単に教えられる。自分の才能を共有してほしいし、私たちはみんな大切な存在だと思う」
マリアムさんの投稿には、多くのコメントが寄せられています。
![A person comments on Mariam's TikTok: "This is the first time I've come across your videos, the first three seconds I was like [skeptical emoji] then I was like [praise emojis]"](https://img.buzzfeed.com/buzzfeed-static/static/2020-12/23/2/asset/92a0d962fe43/sub-buzz-8849-1608691540-1.jpg?crop=1080:228;0,1038)
「はじめて動画を見て、最初は『?』🧐って感じだったけど、その後『!』😳🤩👏👏👏🥰ってなった」

「今まで見たものの中で最高!」

「この動画にいいねしてほしい。これは才能😁」

「最高だし、みんなを笑顔にするために努力しているのも伝わってくる。ありがとう」
マリアムさんはこのようなサポートに、「こんなにも多くの人とつながることができて、とても感謝しているし、恐縮です」と話します。
「アートの可能性は無限大だと思う。ダイレクトメッセージやコメントに答えるのが、毎日の楽しみ。無償でアートを広め、アートをやってみたいと思っている子供たちの声を聞けるのは、とても楽しい」
「私の目標は、動画で誰かを笑顔にすること。この世界にはもっとポジティブさが必要だし、色んな人に喜んでもらえれば、私は満足」
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈