「胸が大きいね」は褒め言葉…?「子どもの頃、胸の成長が早くて恥ずかしかった」女優の発言に、ネットで議論が白熱

    ドラマ『ユーフォリア』の俳優シドニー・スウィーニーが、過去のコンプレックスについて告白。同世代の女子より体の成長が早く、恥ずかしさを感じていたと明かし、ネットではさまざまな意見が寄せられました。

    12歳で演技の道に進み、ドラマ『ユーフォリア』のキャシー役で大ブレイクした俳優のシドニー・スウィーニー。

    The Sun』紙のインタビューで、過去のコンプレックスについて明かしました。

    同世代の女子より体の成長が早く、恥ずかしさを感じていたと話すシドニー。「胸が大きいせいで、仲間外れにされた気分だった」と振り返ります。

    俳優になっても、演技の才能ではなく、外見や体が評価されることもしばしば。彼女のヌードシーンだけに注目が集まるせいで、演技が過小評価されていると感じるそうです。

    「大きな胸のブロンドの子。それしか価値がないと思われてしまうの」

    シドニーの発言はネットで注目を集め、一部の心ないネットユーザーから「大きな胸があるのに、ただ文句を言っているだけ」と批判にさらされました。

    しかし、同じ体験をした人たちからは、共感や擁護の声が上がっています。今回は、Twitterに寄せられた意見の一部を紹介します。

    「他の人より胸の成長が早い子どもは、じろじろ見られることへの恥ずかしさや不安を感じる。批判している人は、なぜその気持ちをくみ取れないの…」

    「シドニーが声を上げるたび、『セックスシンボルとして活躍してるんだから』と彼女を批判する女性がいるけど...。それって、無意識で行なっている同性に対しての性差別。今すぐやめるべき」

    「シドニーの発言をバカにしている人は、日常的に道端でセクハラ野次を飛ばされたり、他の子は普通に着ている服でも、“胸が大きいから”という理由で肌を隠せと言われたり、そんな経験がない人だと思う」

    「シドニーの発言に批判が集まった理由は、多くの人が『性的に見られる=いいこと、褒められること』だと勘違いしているから。男性から注目を集めることは『特権』だと思い込んでいる」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン