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ハイブリッドワークって実際どうなの…?? その疑問に答えます(パソナ編)

連載企画「ハイブリッドワークのリアル」第2回目は、実際にハイブリッドワークを取り入れて働くパソナの社員の「本音」を聞いてみました!

ハイブリッドワークとは、テレワークとオフィスワークを組み合わせ、一人ひとりが最適な働き方を柔軟に選択できるようになる今注目のワークスタイル。

実際に最近、ハイブリッドワークを取り入れる企業も増えているんだとか……!

いったいどんなメリットがあるの? テレワークとオフィスワーク、どちらかでもいいのでは?

そんな疑問にお答えする連載企画「ハイブリッドワークのリアル」。

第2回目と第3回目は、レノボ・ジャパンが提供するソリューションを活用し、ハイブリッドワークを実践している企業で働く皆さんへのインタビューをご紹介します。

第2回目の今回は、株式会社パソナグループ常務執行役員広報本部長の髙木元義さんと同社スタッフHR本部でリレーションズ室長を務める水上惠里加さんに、ハイブリッドワークを実践して感じた「本音」を聞いてみました!


––––現在、パソナグループは淡路島(兵庫県)に本社機能の移転をされています。その関係もあって、社内にはハイブリッドワークを実践している方が多くいるのですね。

髙木さん: はい、2020年に淡路島への本社機能の一部移転を発表して以来、多くの社員がそれぞれのライフスタイルに合わせた多様な働き方をしています。私も月の半分を淡路島、もう半分を東京で働きながらハイブリッドワークを実践中です。

––––髙木さんはいろいろな役職を兼務されています。ハイブリッドワークを始めて、どのような変化があったのか教えてください。

髙木さん: 一番大きな変化は自分の考えを深めたり、広げたりする時間が取れるようになったことです。これまでは自宅と会社の往復だったので、じっくりと考えを巡らすことができるのは電車の中くらいでした。とはいえ、考えをまとめるには短かすぎですし、ゆっくりもできません。そのとき重宝していたのがサウナです。サウナで“整う”ことで、自分の考えも整理していました(笑)。

今は新幹線や飛行機での移動中に、じっくりと考えを整理することができます。以前に比べて、書籍を読む時間も増えましたね。もともと本を読むのは大好きで、古典からビジネス書、小説、ノンフィクションと、興味があればジャンルを問わず読んでいます。そうした時間が増えた結果、考えがクリアになって、ビジネス上の難しい判断もよりスムーズにできるようになりました。

––––働く場所が変わることによる違いは何かありますか。

髙木さん: 淡路島は潮の香りや緑豊かな森林が身近にあって、穏やかな時間が流れています。海の波の音を聞きながら会議をしたり、緑いっぱいの森を眺めながらメンバーとランチをしたり、音楽や芸術などの文化に直接触れる機会も多くあります。その結果、これまでなかった感性が研ぎ澄まされてきたと感じています。東京とはまるで違うロケーションなので発想の質や角度が変わり、売上・利益とは違う視点で物事を捉えられるようになったこと、多角的な視点・視座で物事を捉えられるようになったことこそが、ハイブリッドワークで得たものです。もちろん東京のオフィスだからこそ浮かぶ発想もあるので、どちらの良さも享受できるメリットはかなり大きいです。

二拠点で働いてみて感じるのは、オフィスの役割の変化です。これまでは仕事といえば都会のオフィスに通勤するスタイルが一般的でした。これからは、デスクワークをはじめ知的イノベーションの創出などを普段のオフィスでやるか、オフィス以外の好きな場所でやるか、を選択できる社会が当たり前になるのではないでしょうか。

––––髙木さんご自身、淡路島で知的なイノベーションができていると感じているのですね。

髙木さん:淡路島は日本でも過疎化が急速に進んでいた地域でした。今そこに、多くの優秀な人材が集まりつつあります。例えば現在、我々が淡路で展開する「Awaji Youth Federation」という事業では世界約40カ国から優秀な海外の方が集まっています。また、本社機能の一部移転の発表後もたくさんの起業家や経営層、企業・自治体関係者の方々が淡路島に視察に来てくださっており、その出会いが私にとって良い刺激となっています。

以前までだと、優秀な人材ほど都心に出てしまっていました。しかし、今はどこにいても最新の情報に触れながら仕事ができます。現に、淡路島に本社を移すITベンチャーも出てきているくらいです。近い将来、淡路島から次世代の日本をつくる動きが出てきてもおかしくはないと感じています。

––––水上さんは、子育てをしながら働かれています。ハイブリッドワークにどのようなメリットを感じましたか。

水上さん: もともとテレワークとオフィスワークのどちらか一方だけでは仕事と子育ての両立が難しいと感じていました。

例えば、オフィスワークだけだと、子どもが発熱したときなどは会社を休まなければなりません。反対に、テレワークだけだと、昼間は子どもと一緒なので、なかなか仕事に集中ができません。

そうした中、ハイブリッドワークだと子どもの都合に合わせて、働き方を選択することができます。“子育て中は時短勤務”という考えになりがちですが、多様な選択肢があると子育てでキャリアを諦めなくてもいいので、そのインパクトはかなり大きいと思います。

––––現在、実際にどのような働き方をされているのか教えてください。

水上さん:子どもが保育園に登園できない日などを中心にテレワークをとりいれています。また、一日の中でテレワークとオフィスワークを組み合わせて働くことも少なくありません。オフィスを出た後、保育園で子どもをお迎えしてから、自宅でオンラインセミナーを運営するといった働き方ができるので、気持ちにも余裕を持って働けます。

––––まさにハイブリッドワークのメリットを活かした働き方ですね。

水上さん: はい、でも、メリットはそれだけではありません。パソナでご就業されている4万人のスタッフの方もメリットを感じているのではないでしょうか。私たちは年100件以上のセミナーを開催しています。ハイブリッドワークを始めてから、それをほとんどオンラインに切り替えました。これまでパソナの本社や全国にある支社に来なければセミナーに参加ができなかったのですが、オンラインにした結果、参加がしやすくなったという声が届いています。少し遠方の方も派遣先の終業時間後に参加ができるので、メリットはかなり大きいです。

––––今回、髙木さんと、水上さんのお話を通して、ハイブリッドワークは仕事だけでなく、人生も豊かにするということが分かりました。

髙木さん:確かにハイブリッドワークでQOLが向上するのは間違いありません。淡路島に移住した社員も、のびのびと生活している家族ばかりです。中には、野菜が食べられなかった子どもが、おやつのように食べられるようになったという話も聞きます。社員だけではなく、その家族のためにもなる働き方がハイブリッドワークだと感じています。

水上さん:私にも、東京から長野に引越をして、とても広い一軒家を建てた友人がいます。二人のお子様を、自然豊かなところで育てたいという夢をハイブリッドワークで叶えました。私もそうした生活に憧れているので、将来的には旅するように働きたいですね。


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撮影:木村心保

取材・執筆:三輪大輔