幼児の運動能力をなめてはいけない。「子どもは登れない」はずのはしごに登り、あわや大事故
大人の想像を超えていく、それが子どもだ。
場合によっては、幼児の事故防止策はなにも意味がないと証明された動画が、ネットで拡散されている。

折り畳まれ、鍵までかけられたはしごをよじ登る幼児の動画は、Facebookで視聴回数約2800万回を超えた。
はしごをよじ登るのは2歳のコディー。幸い、両親はすぐそばにおり、プールや地面に落下する事故には至らなかった。(動画は、コディーがはしごをよじ登れることが発覚した後、改めて撮影したものと思われる)動画には、父親のキースが「はしごのドアに2歳児でも登れてしまうようなスロットをつけたのは、誰の考えなのか?」と、はしごのデザインを疑問視するコメントをそえている。
ABCニュースの取材に応じたキースは、「振り返ったら、息子が忍者みたいにはしごを登っていました」と語り、あっという間の出来事で恐ろしかったと語っている。
アメリカでは、毎日約10人が溺死しており、内5人に1人は14歳未満の子ども。

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アメリカ疾病管理予防センターによれば、1歳から4歳の子どもは、特に溺死のリスクが高いという。米国における幼児の水の事故は、その多くが家の庭で起きており、保護者の監督不行き届きが原因とされる。
AP通信の取材に、はしごを購入した店から品物交換の申し出があったとキース。しかし、交換できる商品はどれも似たデザインで、幼児のプール落下防止策が十分だとは言い難い。
この記事は英語から翻訳されました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan