映画『ブラック・スワン』や『スター・ウォーズ』シリーズに出演しているナタリー・ポートマン(39)は、13歳の頃『レオン』で映画デビューを果たしてからこれまで、役者として素晴らしいキャリアを歩んできました。

彼女は最近、俳優ダックス・シェパードのポッドキャスト「アームチェア・エキスパート」に出演。自身のキャリアを振り返り、13歳という若さで演技をすることには危険が伴うと語りました。

1996年の映画『ビューティフル・ガールズ』でポートマンは、ティモシー・ハットンが演じる大人と、互いに想いを寄せ合う13歳の主人公を演じています。

自分の演じた役が、幼い女の子を性的に描かれているように感じた、と明かしました。

「子どもの頃に性的に表現されたことによって、私自身のセクシュアリティが奪われたと思う。『私は保守的で控えめ』『真面目で尊敬に値する』『私は賢い』『そんな目で見ないで』こうやって振る舞うのが安全だった」

「その年齢になると、自分のセクシュアリティを持ち、探求心も湧いてきて、オープンになりたいと思うもの」

「でも年上の男性が自分に興味を持っていると、必ずしも安心できないし『無理、無理』ってなる」

ポートマンは、こうした初期の経験が、自分が選んだ役柄や、自分がどう見られるかという恐怖心に影響を与えていることも明かしました。

「10代の頃は、『ラブシーンやキスシーンは演じたくない』と思っていた。自分がどのように認識されるかという恐怖心と、自分どれだけ安全だと思えるかという理由で、セクシーではない役柄を選んでいた」

もちろん、ポートマンの実績や功績は素晴らしいもの。しかし、若い女性がハリウッド業界でどう扱われているかについては、いくつかの指摘があるのも確か。状況が変わりつつあることを願います。

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈